福一原発作業員、何れ数十万人が死ぬかも

 
やはり原発作業員数千名が既に死亡しているという話は、この今日の朝日の記事を見ると間違いではなさそうですね。
 
作業現場では心筋梗塞で突然死する。
帰宅したら、肝臓や腎臓をやられて死ぬケースが多いようですね。
 
そもそも放射線は身体全体の免疫機能を劣化させる。
これに限らず、色々な病気に罹る。
 
だから死因は、放射線とは断定できない。
放射線が死因であると証明できない。
 
原発作業員が不足するから、同じ人が名前を変えて何度も作業員となるから、福一の元作業員は一体何万人が亡くなることやら。恐らく何十万人かも。
 
以下、今日の朝日新聞より
 
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【被曝隠し「以前から」証言続々 車内に放置や預かり役も】
朝日新聞 2012年8月6日7時1分
 
 東京電力福島第一原発で働く30代男性は今年5月、原発構内の免震重要棟の駐車場に止めたワゴン車の後部座席に約20組の「3点セット」を見つけた。
 
その日の被曝(ひばく)線量を表示する線量計「APD」、長期間の累積線量を測るバッジ型線量計、そして作業員の身分証がひとくくりに束ねられていた。
 
3時間後にのぞいてもそのままだった。被曝線量の限度を超えたら原発で働けなくなるため、線量計を残して現場へ向かったと確信した。その後も同じ光景を5回ほど見たという。
 
40代男性は3~4月、同じ駐車場で特定の車の中に10組以上置かれているのを10回ほど見た。別の車内で見かけたこともある。
 
 東電は被曝隠しについて「把握したことはない」としてきたが、今月3日に下請け作業員がAPDをつけないで働いたと発表。過去に同様の事例があったと記者会見で認め、調査に乗り出す方針を明らかにした。
 
 
 
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線量計に鉛板、東電下請けが指示 原発作業で被曝偽装
朝日新聞 2012年7月21日5時37分
 
東京電力が発注した福島第一原発の復旧工事で、下請け会社の役員が昨年12月、厚さ数ミリの鉛のカバーで放射線線量計を覆うよう作業員に指示していたことがわかった。
 
法令で上限が決まっている作業員の被曝(ひばく)線量を少なく見せかける偽装工作とみられる。朝日新聞の取材に、複数の作業員が鉛カバーを装着して作業したことを認めた。
 
役員は指示したことも装着したことも否定している。厚生労働省は、労働安全衛生法に違反する疑いがあるとして調査を始めた。(途中省略)
 
 
役員が口火を切った。
 
 「年間50ミリシーベルトまでいいというのは、原発(で仕事を)やっている人はみんな知っている。いっぱい線量浴びちゃうと、年間なんてもたない。3カ月、4カ月でなくなる。自分で自分の線量守んないと1年間原発で生活していけない。原発の仕事ができなかったらどっかで働くというわけにはいかねえ」(以下省略)  
 
 
 
追記)今日、もう一つの記事を掲載しております。
 
『オリンピック開会式で日本選手団が強制退場させられた理由』