野田政権が着手したTPPの遺伝子組み換え種子の認可
【TPPとは何ぞや⑪】
世界の潮流は、モンサントの遺伝子組み換え種子・野菜を禁止する方向にあるにも拘わらず、オリンピックのどさくさに紛れるこの8月4日に意見は締め切られる。
★
(参照)第二次小泉内閣時代に認可した遺伝子組み換え食品一覧
★
「私たちにはもっと毒が必要で、もっと放射能が必要で、私たちには地球上を走り回るワクチン入りの蚊が必要で、そうしたら蚊があなたを刺す時にあなたはワクチンを打つのです」 注)ビル・ゲイツは、ワクチンで世界の人口を減らすと講演している。
★
Monsanto Declared Worst Company of 2011
《モンサントは、悪の企業No.1》
バイオ技術大手モンサント社は、人間の健康および環境の両方に脅威を与えているという理由で、NaturalSocietyによって2011年のワースト1企業と烙印を押された。
NaturalSociety 2011年12月6日Anthony Gucciardi & Mike Barrett
NaturalSociety 2011年12月6日Anthony Gucciardi & Mike Barrett
要点をまとめると下記の5点
①研究者たちは、遺伝子組み換えトウモロコシや遺伝子組み換え大豆を食べ続けていたラットとハツカネズミの器官に重大な組織破壊が起きたことを発見。特に肝臓と腎臓で。
②農薬によって土壌が汚染。
③農薬によって、スーパー雑草が繁殖
モンサントの除草剤に抵抗力を持つようになった雑草を生えなくするために、更に強い農薬を散布。これにも強い雑草が生き残り繁殖。更に強い農薬を!
つまり、泥棒と鍵みたいないたちごっことなり、益々薬害は
それに比例し、モンサント製農薬のコストは跳ね上がる。
④農薬に強いスーパー昆虫の繁殖。
これも昆虫とのいたちごっこ。
これもそれに比例し、モンサント製農薬のコストは跳ね上がる。
⑤モンサントの農薬にやられ、スーパー雑草が繁殖した面積は米国で450万ヘクタール。全世界では2010年まで1億2000万ヘクタールと推定。
◆
カナダの実例
1996年、カナダ政府はGMの種子を認可。
それからとんでもないことになる。
農民は訴訟や恫喝を受ける日々となったのである。
GMO(遺伝子組み換え植物)の種を隣人が蒔く。その花粉が飛んできて受粉。
そこで出来た種子を翌年に蒔くと特許侵害で告訴される。
言うことに従わなければ、中傷メール、FAX、脅迫電話や自宅の周囲で監視される。或いは「道を歩くときには気をつけろ」などと言い、精神的に追い詰める。
注)和訳は、下段右側の左から二つ目をクリック(↑)すると表示されます。
◆
◆
フランスの場合
原告の弁護士フランソワ・ラフォルグ氏は「この判決は、各国の農業従事者に関わるものだ」と述べた。穀物農家を営むフランソワ氏は2004年、モンサント製の除草剤を使用した際に誤って吸引してしまい、吐き気、吃音、めまい、頭痛、筋肉痛などの症状が表れ、以降1年間は仕事に復帰できなかった。(以下省略)
◆
ドイツの場合
A son tour, l'Allemagne suspend le maïs transgénique de Monsanto
AFPとMonde.fr |14時11分 14/04/2009 •更新 20:48 14/04/2009
禁止の理由については、農相が環境への悪影響と説明している。特に、3月末にルクセンブルグを同様な決定に導いた二つの新たな研究で示された蝶やテントウムシなど標的害虫以外の生物への影響を挙げたという。(以下省略)
◆
チリの場合
【日本も危ない】チリの遺伝子組み換え食品反対運動【TPP】
◆
◆
映画『モンサントの不自然な食べもの』
「農業関連大手モンサント社の恐怖の収穫」(1)
「農業関連大手モンサント社の恐怖の収穫」(2)
モンハンで知る 「TPPの先にある恐怖 モンサント」 2/2
モンハンで知る 「TPPの先にある恐怖 モンサント」 1/2
◆
参考)私のTPPに関してのブログ記事
【TPPとは何ぞや①】日本を滅ぼす野田首相のTPP参加表明
【TPPとは何ぞや②】民主党野田政権とマスメディア
【TPPとは何ぞや③】TPPを理解する為に知っておかなければならないこと
【TPPとは何ぞや④】日本国滅亡への序
【TPPとは何ぞや⑤】飛んで火に入るメタボ・ドジョウ
【TPPとは何ぞや⑥】エピメテウスの化身・野田は、ノーダ!
【TPPとは何ぞや⑦】TPPは日本の農業を壊滅さす
【TPPとは何ぞや⑧】近未来は穀物高騰と円安の二重苦で飢饉
【TPPとは何ぞや⑨】除草剤と種子の自由化のリスク
【TPPとは何ぞや⑩】政府も財界も日本国民を窮地に追い込む