絆とは瓦礫の飛灰で死ぬことかな?

 
政府の昨年度(23年度)の瓦礫処理広告費は9億円。
 
博報堂が窓口となり、新聞・テレビ局などの大手マスメディアや大学教授・コメンテーターに金を流して情報&世論操作し、『絆=全国で瓦礫処理&全国民が手を取り合い被曝』の世論を作り上げた!
 
そして4月からの新年度のこの広告費は15億円!
資料)以上、池田みちこ:がれき広域処理の本質的問題より
 
新年度予算が通ったら、この4月から、この15億円で『絆=被曝で死ぬこと』とテレビでがなりたてるかも。
 
 
さてさて、放射能入り瓦礫を燃やすことが如何に危ないかは、東電が木屑を燃やすことを拒否したことで分かりやすくなりましたね。
 
それに、放射能入り瓦礫を全国で燃やす目的は、瓦礫を早く処理するためではなく、全国民を確実に被曝させ、全国民を均等に病気にさせることと、他方、瓦礫処理に莫大な金をかけることによる利権と裏金が目的であることが明確になりましたね。宮城県では談合情報を無視して鹿島建設JVに発注!
 
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その①)
 
【細野環境相『みんな被曝しているんですよ』と北九州でがれき受け入れ反対の女性に発言】
 
細野豪志環境相25日に北九州市で行われたがれき広域処理の街頭キャンペーンで、「みんな被曝しているんですよ」という開き直りとも取れる発言をしていたようです。
 
下記のきっこさんのツイートにもあるように、「もうみんな被曝しているのだから、被ばく覚悟でがれきを受け入れろ!」と言っているようなものです。
 
そしてまた、千葉から避難してきている人がいる」という声に対しては、「千葉は安全。冷静に考えてほしい」と答え、「子どもが鼻血を出ている話もある」という指摘に対しては、「精神的なストレスの問題」だとも返答しています
 
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ジャーナリスト・広河隆一氏が警告「日本中がくまなく汚染される」 
“福島の海産物が産地偽装して流通”との情報も明かす
日本でも今は、産地を偽装して売るということになっています。福島の海産物が夜に名古屋まで運ばれていって、名古屋の市場で安い値段で卸されて業者が買い付けして、(産地偽装して)関西圏に出回っているということが実際に行われているようです。それは噂としてではなく、実際にやってる人の親戚から聞いた話です。
 
これからは食べ物によって、福島だけでなく日本中がくまなく汚染される事態になりつつあります。数年後には福島県の女性の母乳の放射能の値と、九州の女性の値も変わらなくなってくるんじゃないかと思います。
 
 
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その②)【東電、福島の木くず拒否・・・積み上がり発火恐れも】
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東京電力福島第一原発事故の影響でがれき処理が問題になる中、製材で発生する木くずでも、受け入れを巡り業者が苦境に立たされている。
 一部で高い濃度の放射性セシウムが検出されたこともあって、行き場を失った木くずは福島、栃木両県で計約2万5000トンに上る。
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業者は東電の火力発電所で燃料として使ってほしいと要請したが、東電は拒否
 
林野庁などは「風評被害をあおりかねない行為」として、近く東電に受け入れを要請する。(以下省略)
2012年4月3日17時30分  読売新聞)
 
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注)東電が拒否するのは当然ですね。
放射能に無防備な火力発電所放射能瓦礫を扱うことになりますから。
但し、全国の無防備な焼却炉で放射能瓦礫を扱うのは問題ない!という論理。
 
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私のブログ記事 放射能廃棄物(瓦礫処理)と全国民被曝  
 
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その③)
細野大臣は、
北九州市では、仮設の焼却施設を作っていますので、今、一応、仮設だけで300万×5ですから、それこそ1000万トン以上のがれきを(北九州市で)処理できるようにはなっていますね。」と答えた。


(細野大臣は)宮城県石巻市がれき処理について(北九州市に)協力を求めた。石巻市のがれきの量は600万トン以上とも推定されており、被災自治体の中で最大。
北九州市では年間4万トンしか処理能力がないから)北九州市で、仮説の焼却施設を作っていて。1000万トン以上のがれきを処理できるということになる。
 
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広域処理の大義が崩壊

そもそも広域処理を推進する理由として環境省が掲げているのは、被災地の処理能力以上のがれきが発生し、地元の処理施設だけでは対応できない
 
新たに建てるとなると時間がかかるので、既存の施設を活用するために全国の自治体に引き受けてもらうとのことでした

しかし、(北九州市で)今焼却施設を作っているということになると、何故被災地に大規模な処理施設を作らないのかという話になる。
 
(注)被災地で焼却炉を建てて現地で焼かせて欲しいとの要望を拒否。
それに、わざわざ、東北から九州まで瓦礫を運ぶ必要は何処にあるのか!
 
環境省が、莫大な税金を使い、産廃輸送システムを構築し、全国産廃業者を天下り先とする意図か?
 
瓦礫処理費の相場は1トンあたり2万円なのに、その3倍の6万円!!
100億円を超える焼却炉プラントは国際価格の2~3倍!
 
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その④
2011.08.25  02:07
東日本大震災による宮城県石巻地区の2400億円規模のがれき処理事業の発注をめぐり、事前に談合情報が寄せられていたにもかかわらず、県が公正取引委員会や県警への通報を行っていなかったことが24日、分かった。
 
工事は23日の審査で事前情報通り、大手ゼネコン「鹿島建設」のJV(共同企業体)が受注することが決定受注額は2千億円程度とみられており、審査の透明性に疑念が持たれそうだ。(途中省略)
 
法政大学の五十嵐敬喜教授(公共事業論)は「談合情報が寄せられた場合、直ちに関係機関に通報が必要。巨額事業であり、いったん中止し改めて公募をやり直すという判断があってもよかった」と指摘している。
 
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談合を当然視する宮城県知事も、福島県知事同様、うさんくさい!
 
                          今回はここまで