早春の味「ばんけ」
今日は春のお彼岸明け。
あの世からご帰還され現われたあの幼い女の子も(後日記事にします)今日の深夜か、それとも明日の未明にあの世に帰っていくでしょう。
然しこのお彼岸期間中は寒かったですね。
昨日の早朝の我家の室温は16℃。
これ、今冬の我家の最低温度と同じ。
午前中の外なんかは、冷凍庫に入ったように冷気がほほを刺しました。
今朝は19℃でしたから、流石に暖かい?
この写真は、21日近くのコーナンに行った時のもの。
桜が咲いていましたと言いたいのですが、販売している桜の苗木が咲いたもの。
多少は、花見気分になりましたよ。
サクラでも色々と種類があるようなのですが、メモが面倒なので名前なし。
カンヒサクラ(寒緋桜)であるようで、そうでもないネ。
空が青いと写真はきれいに写るから嬉しいこと。
ついでに、販売している花を数枚パチリ。
同じく花の名前はメモせず。
お天気の良い日は観るだけで充分なのです。
同じ日、マンマの実家からの荷物の中に、ばんけ(ふきのとう)が入っていました。
実は、私が幼少の頃は、ばんけって食べなかったですね。
ママゴト遊びで、これを絞ると黒い液が出るから、それを醤油にしましたし、ばんけそのものはキャベツと称してカットして遊びましたね。
当時の早春の由利地方の山菜といえば、雪融け初めの頃の鳥海山麓渓流のせり。
青い芽はちょびっと出ただけですが、根がなが~い。
これをサッと湯がいて醤油で食べる。これが一番!
次が「さしぼ」(オオイタドリの若芽)
これも、ほんの2~3秒熱湯に浸してさっとあげ、醤油で。
春の香と微かな酸味とぬめり。
タラノ芽はこれには足下にも及ばない。
でもこの「さしぼ」、最近はハウス物ですから、香と味がガクンと落ちますね。
雪の下を掘ると芽が出ている「ひろこ」は酢味噌で。
寸法は5~6センチ。ネギの短いものと言った方が分かり易いかも。
(参考)2005年4月3日の私の山菜記事。
てな訳ですが、ばんけは「天ぷら」と「ばんけ味噌」に。
この苦味がなんとも言えないですね。