凄い男がいたものだ! 知らなんだ!

 
 
凄い男がいたものです。
 
美術作家
愛知県生まれ
神奈川県在住
37歳
 
先ずは、彼を紹介したユーチューブから。
 
 
 
 
ブログ名
深堀隆介 のブログ 金色ノ鮒
 
 
『12年前、夢をあきらめようと一番落ち込んだ日、ふと部屋の一匹の赤い金魚が気になった。7年もずっと粗末に飼っていた和金(名はキンピン♀)。フンまみれの水槽の蓋を開けたとき、背筋がブルブルっと震えた。
 
赤く光る彼女の背中は怪しくて、とても美しかった。「なぜ今まで気がつかなかったのか、この子がきっと僕を救ってくれる」そう信じて、金魚を描き始めた。あれから12年、今なお金魚を描き続ける「金魚救い」された男のブログです。』
 
 
イメージ 1
イメージ 2
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
                                                 ◆
【以下彼のブログより】
 
 
イメージ 3
 
 
 
僕は、リアルな金魚や、精巧な金魚など標本見たいな金魚を描きたいのではありません。
.
.
.
.
 
.
イメージ 4
 
金魚の形の中に、人間の「悪」「正義」「欲」「残酷さ」「悲しさ」「美しさ」「はかなさ」「虚しさ」「優しさ」そして「愛」。

 
 
 
 
 
イメージ 5
 
 
 
 
その全てを表現したいんです。
                           2010.12.19
 
 
 
 
 
                        ◆
 
【以下、彼のブログより。あるコメントへの彼のコメント抜粋】
 
 
イメージ 6
 
 
「金魚は空気に溺れ、人は水に溺れる」とは、まさに真をとらえた言葉です。名言ですね。

 
 
.
.
.
イメージ 7
 
 
私が「金魚救い」された当時、小さな水槽の中の金魚と、狭い部屋の中の自分(美術という狭い世界の自分)が重なったのが、金魚を描くきっかけになりました。
 
 
私の鬱状態の精神を救ってくれて、新しい世界へ導いてくれたのは、最も安価で質素な和金でした。
 
狭い水槽で一見不自由に見える金魚が、私の心と体を動かし、絵になって、水槽の外の世界へどんどんと泳いで行ったのです。
.
.
.
.
イメージ 8
.
だから私は、「金魚を描いているのではなく、金魚に描かされている。」と思って今日までやってきました。今ある自分は、私の力ではなく全て金魚達の力なんだと思っています。

そんな金魚たちは、我々人間もどんな不自由な状況下にあっても、人の心を動かすことはできるということを教えてくれているように思います。

「金魚救い」される前、もがき苦しんでいる自分がいましたが、そんな私の苦しみなど、生死をかけ戦っているあなたの足元にも及びません。
                                          2010.12.20
 
 
 
                        ◆
 
 
イメージ 9
 
 
(彼の出版本) 
 
  文芸社
  
(注)金魚の壁紙 予約販売中 
 
 
 
                                以上、彼のブログより。
 
         ◆         ◆         ◆
 
その昔、19世紀中頃のパリ万博以降、西洋の絵画が写実主義印象主義→抽象主義と変化したのは、当にジャポニスムの多大な影響があったからこそ、でしたね。
 
歌麿や広重や北斎の作品に出合い、衝撃を受けた画家は、ゴッホやモネ、マネ、ルノアールドガゴーギャンがその代表例でしょうか。
他の分野では、プッチーニ、ヌーボ、ルイ・ビトンもそうですね。
 
以後、近代のジャポニスムとは、日本の漫画・アニメを指しているようですが、彼の表現する作品は何れ「平成のジャポニスム」として世界的に称賛されるでしょう。