【TPPとは何ぞや⑨】除草剤と種子の自由化のリスク
この顔に見覚えがあるでしょう。
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【TPP不参加「あり得ない」=首相判断に期待―経団連会長】
asahi.com 11月7日(月)18時6分
米倉氏は首相の心中を「各国の日本に対する期待を十分承知していると思う」と推し量った上で、政府が欧州連合(EU)や中国、韓国など各国・地域と経済連携を進めている現状を指摘。「TPPだけ具合が悪いということにはならない」と語った。
一方、農業に関しては「交渉の中で、日本への悪影響は十分回避できると確信している」と強調。「経済界も連係プレーで、明るい未来の農業を構築していく」と意欲をみせた。
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その米倉弘昌氏が度々テレビに登場しTPP推進を訴える理由は下記の通り。
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報道関係者各位
2010年10月20日
住友化学株式会社
農作物保護(雑草防除)分野におけるモンサント社との長期的協力関係について
住友化学、および同社の米国での農薬開発・販売子会社であるベーラントUSA社は、このほど、 米国の大手種子・バイオ・化学メーカーであるモンサント社との間で、農作物保護(雑草防除)分野における長期的な協力関係の構築について合意し、契約を締結いたしました。(以下省略)
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つまり、住友化学が儲けるためには、一刻も早く、日本の「遺伝子組換食品という表示義務」を無くさせなければなりません。だから吠えていたのです。
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以下の、ユーチューブを是非御覧下さい。
フランスの放送局が制作したものです。
時間がかかりますので、ご多忙の時は、何回かに分けて御覧下さい。彼等の目的が明白に分かると思います。
何れ、ひょっとして日本でも、家庭菜園やベランダ野菜の栽培は禁止されるかも。
巨大企業モンサントの世界戦略 後編
いかがでしたか? 国際金融資本のやりかたは。
米国では遺伝子組換食品と表示することを禁じられています。
米国では70%の食品が遺伝子組換食品です。
TPP交渉で、米国は米国と同じレベルを要求してくるでしょう。
この交渉で野田政権が遺伝子組換食品や種子の流入を防ぎきれるでしょうか。
今や日本の政治家・大手メディア・大学教授・研究者・コメンテーター等の一部は既に買収されているでしょう。
そしてデータの捏造へですね。テレビではそれを基に「安全」と叫ぶでしょう。それに厚労省への贈賄事件が起きるでしょう。
この映像では言っていませんが、実際に何度か起きた信じられない裁判沙汰があり、何れもモンサント社が勝っています。
それは、近所の畑から遺伝子組換の花粉が飛んできて在来種と交配し、そこで収穫された穀物は遺伝子組換の遺伝子をも持ちます。
或いは、在来種の畑に無断で遺伝子組換の種子をばら撒いたケースもあるとか。
他方、TPP加盟となると米国の弁護士が大挙して日本で事務所を開きますから、訴訟だらけとなるでしょう。
2010年、アメリカの法律・食品安全近代化法が可決。
詳細不明だが拡大解釈をすると、家庭菜園禁止・市民が種子を持つだけで犯罪、政府が認めたモンサントの種苗だけを公認機関からのみ買わなければならない。
こういう状況になりましたら、モンサント社が種苗を独占支配することになります。
イコール、世界の食糧を支配することになります。
無論、癌の多発や遺伝的異常となり、世界の雀が減っているように、何れ世界人口は減っていくでしょう。日本国民も然り。 注)この件は後日改めて記事にします。
このことだけでもTPPの恐ろしさがお分かりと思います。
それを防ぐには、欧州とカナダのように、国民的反対運動をすることです。
政治家や官僚・財界に日本国を任せたら、とんでも無い事になりますね。
参考)私のTPPに関してのブログ記事
【TPPとは何ぞや①】日本を滅ぼす野田首相のTPP参加表明
【TPPとは何ぞや②】民主党野田政権とマスメディア
【TPPとは何ぞや③】TPPを理解する為に知っておかなければならないこと
【TPPとは何ぞや④】日本国滅亡への序
【TPPとは何ぞや⑤】飛んで火に入るメタボ・ドジョウ
【TPPとは何ぞや⑥】エピメテウスの化身・野田は、ノーダ!
【TPPとは何ぞや⑦】TPPは日本の農業を壊滅さす
【TPPとは何ぞや⑧】近未来は穀物高騰と円安の二重苦で飢饉
【TPPとは何ぞや⑩】政府も財界も日本国民を窮地に追い込む
【TPPとは何ぞや⑪】野田政権が着手したTPPの遺伝子組み換え種子の認可
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