【TPPとは何ぞや⑩】政府も財界も日本国民を窮地に追い込む
注)昨日の記事「TPPとは何ぞや⑨」をお読みになっていない方はこの⑨からお読み下さい。
この米倉氏は、福島原発事故以来、何度テレビに登場したことでしょうか。
その都度、「東電には責任は無い。国に責任がある。賠償責任は国が負うべきだ」と叫んできましたね。
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例えば3月17日には、もう歯をむき出していましたね。
何千何万という住民が津波で命を奪われたことを知っていながら。
以後何回TVに登場したことか。
日本経団連の米倉弘昌会長は16日、東京都内で記者団に対し、福島第1原発の事故について「千年に1度の津波に耐えているのは素晴らしいこと。原子力行政はもっと胸を張るべきだ」と述べ、国と東京電力を擁護した。米スリーマイルアイランドの原発事故を上回る重大事故との見方が強いだけに、発言は波紋を広げそうだ。(一部抜粋)
何故に叫ぶか?
この時期から、住友化学㈱や原発関連株・建設株は異常な出来高となり3月11日まで急騰していったのです。まるで、3月に大地震と大津波で町や原発がやられるのを事前に知っているが如しに。そして地震が起きるや一斉に売ったのです。
注)実は知っていた形跡があるのです。米国に住む日本人は知っていました。
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報道関係者各位
2010年11月4日 日本メジフィジックス株式会社 |
放射性セシウム体内除去剤「ラディオガルダーゼ®カプセル500mg」承認取得のお知らせ ~体内汚染の軽減を効能・効果とする国際的標準薬剤の国内初導入~ |
http://www.nmp.co.jp/member/common/img/spacer.gif |
日本メジフィジックス株式会社(本社:東京都江東区 代表取締役社長:三上信可)は、放射性セシウム(137Csなど)による体内汚染の軽減を効能・効果とする医薬品「ラディオガルダーゼ®カプセル500mg」(以下、「本剤」)について、10月27日付で製造販売承認を取得しましたのでお知らせします.。
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日本薬業新聞
【日本メジフィジックス 放射性セシウム体内除去剤を無償提供】( 2011年3月14日 )
東日本大震災に伴う東京電力福島第一原子力発電所での放射能漏れを受け、放射性セシウムによる体内汚染を軽減する放射性セシウム体内除去剤「ラディオガルダーゼカプセル500mg」を販売する日本メジフィジックスは、ドイツの製造供給元からの緊急輸入を決めた。早ければ14日中にも成田空港に到着する。同剤は政府へ引き渡され、そのまま被災地へ輸送される。
日本メジフィジックスは「放射性医薬品」の研究・開発・製造・販売を行い、国内シェアNo1を誇る製薬会社。http://www.nmp.co.jp/company/about/index3.html
注1)出資比率 GE(ジェネラルエレクトリック社)50% 住友化学50%
GEとは福島第一原発のMARK1を日本に販売したメーカー。
注)最初に無償でばら撒いておいてから追加で後から買わせる意図?
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注目すべきは、昨年5月に厚労省は被爆者に飲ませる医薬品の開発を住友化学の子会社・日本メジフィジックス社 に要請していたことです。国は、原発が核爆発をして放射能が拡散することをこの一年前の時点で予め知っていたのかも。
【放射性物質を体外に排出する薬剤、7月承認へ】
同省は昨年5月、原発事故や放射能テロが起きた場合に必要性が高い薬剤だとして、製薬会社の日本メジフィジックス社に開発を要請。今年1月には審査機関に対し、迅速審査を通知していた。
(2011年6月4日15時13分 読売新聞)
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【北海道や中国・四国にも拡散か】
不思議でしたね。昨年5月政府は、日本メジフィックスに開発依頼した医薬品は、臨床例なしに許可?
参考)私の以前のブログ記事http://blogs.yahoo.co.jp/minaseyori/60951311.html
彼等は、福島県民をじっくりと被曝させ、発病させてから日本メジフィックスの医薬品を投与し、そのデータを得ようとする人体実験をしたのですね。
更に不思議なのは、今月15日のNHKのニュースです。
名大の3月20日から一ヶ月間のシミュレートを半年以上経った今頃何故?
東北のみならず北海道や関西・中国・四国の一部も汚染されているとのこと。
つまり、『全国の市町村のみならず個人でもこの体内セシウムを減らす医薬品を常備薬として買わなければならない』との警告なのでしょうか?
それとも、『今薬を買って飲まなければ、もう手遅れになる』ということでしょうか?
東京電力福島第一原子力発電所の事故で放出された放射性物質は、北海道や中国・四国地方にまで拡散し、土壌に沈着した可能性があるとするシミュレーションの結果を名古屋大学などの研究チームがまとめました。
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研究チームでは「除染が必要なほどではないものの、全国で土壌調査を行うべきだ」としています。
名古屋大学などの国際研究チームは、原発事故のあとの3月20日から1か月間、各地で実際に計測された放射性物質のデータを地球全体の大気輸送モデルと組み合わせ、シミュレーションを行いました。その結果、事故で放出されたセシウム137の一部は、北海道や中国・四国地方にまで拡散し、雨などの影響で土壌に沈着した可能性があることが分かったということです。(以下省略)
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「震災は千載一遇のチャンス」http://blogs.yahoo.co.jp/minaseyori/60730501.html
参考)私のTPPに関してのブログ記事
【TPPとは何ぞや③】TPPを理解する為に知っておかなければならないこと
【TPPとは何ぞや④】日本国滅亡への序
【TPPとは何ぞや⑤】飛んで火に入るメタボ・ドジョウ
【TPPとは何ぞや⑥】エピメテウスの化身・野田は、ノーダ!
【TPPとは何ぞや⑦】TPPは日本の農業を壊滅さす
【TPPとは何ぞや⑨】除草剤と種子の自由化のリスク
【TPPとは何ぞや⑪】野田政権が着手したTPPの遺伝子組み換え種子の認可