【TPPとは何ぞや⑤】飛んで火に入るメタボ・ドジョウ
東京新聞が明らかにしたこと!
「TPP協議に参加表明しても、TPP協議に参加できるのは来年の夏以降。
然し、その時は既にTPPの絶対標準は決まっており変更は出来ない」
上記内容を米国の通商代表部の高官が述べているのを野田首相は知っているし、このことを朝日新聞も認めている。にも拘らず、未だ協議に今直ぐ参加して日本の主張をするべきだと叫ぶメディアと民主党B派と自民党の原発利権の石破。
今朝のNHKテレビニュースにはホンダの社長が登場して叫んでいる。何処の誰と交渉するのですか?
「日本が参加する前にTPPの絶対標準を決めておけば、後から参加する日本はこの絶対標準に従わざるをえない。拠って日本をつぶせる! だから、TPPの絶対標準が決まるまでは、日本を絶対に参加させない」
絶対標準を決めてから日本をTPPに参加させて、そして日本を潰すという戦略。
参考)ニュージーランド外交貿易省のマーク・シンクレアTPP首席交渉官の発言より
これは当に「飛んで火に入る夏の虫」
日本国民は、他の国の繁栄の為には餓死しても構わない。
野田首相よ、もしも、この事が違うというなら、違うという証拠を示して下さい。そして、TPPに加入したなら、何がどんなメリットがあり、何がどんな実害があるかを具体的に示して下さい。示せますかな?
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以下は、東京新聞の記事です。
TPPルール主張困難 米「参加承認に半年」 政府内部文書
2011.11.02東京新聞 朝刊
環太平洋連携協定(TPP)交渉について、米通商代表部(USTR)の高官が、日本の参加を認めるには米政府・議会の非公式な事前協議が必要で、参加決定に時間がかかるため「受け入れが困難になりつつある」との認識を示していたことが、日本政府の内部文書で分かった。正式協議を合わせると米議会の参加承認を得るのには半年間程度が必要な見込みで、早期参加表明しても来夏にまとまる予定のルール策定作業に実質的に加われない可能性も出てきた。
日本に有利な条件を得るため早い参加が必要、というTPP推進派の主張の前提条件が崩れかねない状況だ。
(一部省)
TPP参加を後押しする経済産業省などはこれまで「早期に参加して有利な条件を獲得すべきだ」と主張。しかし、APECで参加を表明しても、交渉参加できるのは早くて来年の夏前。九カ国は来夏までの合意を目指している。日本が加わった段階ではルールの細部まで議論が終了している可能性が大きい。
(全文URL)
参考)私のTPPに関してのブログ記事
【TPPとは何ぞや③】TPPを理解する為に知っておかなければならないこと
【TPPとは何ぞや④】日本国滅亡への序
【TPPとは何ぞや⑥】エピメテウスの化身・野田は、ノーダ!
【TPPとは何ぞや⑦】TPPは日本の農業を壊滅さす
【TPPとは何ぞや⑨】除草剤と種子の自由化のリスク
【TPPとは何ぞや⑩】政府も財界も日本国民を窮地に追い込む
【TPPとは何ぞや⑪】野田政権が着手したTPPの遺伝子組み換え種子の認可
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