内部告発者を首にした大阪市平松市長

大阪市の平松市長の市政にはやはり問題がありますね。
橋下知事に後ろ指を刺されて当然です。
 
何と、平松市長は内部告発者をも懲戒免職にしてしまったのですから。
懲戒免職にした理由を述べていますが、他の懲戒免職者と同じ犯罪者扱い。
 
これは明らかに『今後の内部告発者も首にする』との『脅し(おどし)』ですね。
 
 
昔から関西の各市役所や役場のガラの悪さは、想像を絶するものがありました。
 
この平松市政では、大阪市役所の腐敗の根っこを温存し続けることになります。
お人好しの元アナウンサーの限界ですね。
 
 
他方、関西テレビでのニュースでは、肝心の『内部告発者も懲戒免職』ということを隠した報道ですから、この関西テレビのニュース担当者にも問題がありそうですね。
何処からかの圧力がかかったのかも。
 
 
下記記事は、朝日新聞社asahi.com)のものです。
記事転載をクリックしても、うまくいかないので、コピーして掲載しました。
 
 
                                    201012221629
 
大阪市は22日、市環境局河川事務所の職員が河川の清掃作業中に拾った金品を着服した疑いがあるとして、職員6人を懲戒免職、21人を停職とするなど計42人の処分を発表した。懲戒免職となった職員には着服を内部告発した男性も含まれる。市は同日、遺失物等横領容疑で大阪府警に告発した。
 懲戒免職となったのは、今年6月に大阪市中央区道頓堀川で千円札約10万円分と5千円札1枚を拾ったとされる2人と、2009年7~10月ごろに同川で15万円を拾ったとされる5人(うち1人は6月の件と重複)。二つのケースとも拾った現金を山分けしていたとされ、市の事情聴取に5人は認めたが、1人は「記憶にない」と話しているという。
 この問題は、懲戒免職になった男性職員が着服の様子をビデオで隠し撮りして内部告発して発覚した。告発した職員を懲戒免職にしたのは、職場で脅迫的な言動をして職場の秩序を乱していたことも処分の理由に含まれる、としている。職員は、近く処分に対して不服申し立てをする意向だ。(坪倉由佳子)