我が町の商売人は、金持の官僚?

 
我が町の商売人は、いかに金持かの話です。
商売人に対しての税金が安かったから蓄財はかなりの額?
 
5月11日夕方の事でしたね。
 
我が町で、偶々三十代後半のこの街のご婦人と話す機会がありました。
腰が低く、この街のご婦人方と全く違うようなので聞きました。
 
 「あなたは、地元出身の人じゃないでしょう」
 「生まれも育ちも、○○県ですよ」
 「お~、あの踊りで有名な。道理で」
 「どこで分かったのですか?」
 
 「言葉の使い方ですよ。この街の皆さんは、偉い人ばっかり」
 「あら、あなたもそう感じているのですか?」
 
 「僕はね。散歩がてらにスーパーに行くとき、屋さんを通るのですが、その店の意地悪そうな婆さんがいるときは見るだけ。
帰りにその婆さんがいない時だけ買っていたのですよ」
 
 「どうしてですか?」
 
 「一度、その婆さんから買った時、私にお釣りをくれない。
『お釣りは?』と言うと、『未だ居たの? そうだっけ? お釣りがあったっけ?』だって。だから、婆さんがいない時を見計らって買っていましたよ」
 
 「ボケているの?」
 
 「そうじゃないね。
或る日、店頭で婆さんと二人の小母さんとで雑談をしている時に、を見ていたら小母さんが婆さんに言ったの。
 
『お客さまではないですか?』
そしたら婆さんが言うんですよ。
『この人はどうせ買わないから放っといていいんですよ』だって!」
 
 「この街の商売人は異常ですね。お客さんをお客さんと思っていない」
 「それから、もう二度とその店には行かないね。客が、高槻に逃げるはずだよ」
 
 「私の場合は、あれ、あそこの居酒屋の小母さん。
カウンターに色々な惣菜をお鉢に入れて並べているでしょう。
 
それの何種類かを注文したけど、なかなか持って来ないから、もう一度注文したの。
そしたら、怒ったように入れたお皿をドスンと置いていくのよ。
 
普通の店では『お待たせ致しました』とか『有難う御座います』とか言うでしょう。
売ってあげるっていう態度ね」
 
 「そう言うことでしたら、僕の場合もひどかったですよ。
 
一軒目のタバコ屋のお爺さんに『パイプ煙草ありますか?』と聞いたら、『そんなもの、置いていません』。
『お金を払っておきますから、カートンで取り寄せていただけないでしょうか』
 
『そんな面倒なことはしません』ってあっさり断られた。
二軒目のタバコ屋の小母さんにも断られた。
 
三軒目の知り合いのタバコ屋の婆さんには電話で。
婆さん『そんな名前のタバコは、ありません』
案の定、断られたのですよ。
 
後日、そこの息子と路で会ったので、カートン単位で注文。
10日後、入荷したとの電話連絡でタバコをとりに行きましたら、婆さんにしっかりと苦情を聞かされました。
 
『このタバコはJTが関西に在庫を置いていない。
だから、注文するのが面倒』だって。
 
このタバコが切れてから追加注文の電話をしましたら、またまたグズグズ同じ文句を聞かされる。2カートンも注文するのに。
 
そこでJTにメール。
扱っている高槻のタバコ屋を紹介してもらい、ようやく買えましたね」
 
 「ホント、この街の人はエライもんね。2~3日前もムカッとした事がありましたよ」
そう言った時に、彼女の携帯電話が鳴りました。
 
下の小学生の息子さんが、怪我をして出血しているとか。
急遽、彼女は自宅に帰りました。
 
 
先日、この話をマンマにしましたらとんでもないことに。
 
マンマ 「私もひどかったよ。スーパーのクリーニング店で洗濯物を出しに行った時、ついでに前回出していた洗濯物の『引き取りをお願いします』と言ったら、『私はいいんですけど、後ろに並んでいる方がどう思いますやら』って言うのよ。
 
別の日、洗濯物を出す時に『襟の箇所がちょっと汚れています』と言ったら『長い事、ほっといたら、なかなかとれないですよ』
 
この物の言い方、頭にくるじゃない?」
 
 
このクリーニング店の話の他に、この街の皆さんのエライことを洗いざらいしっぽりと聞かされるはめになったのです。
                      
マンマにいらんことを言ってしまいました。
トホホでしたね