貧脚なる私は、健脚者コースは無理。空也の滝に向かいました

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清滝の金鈴橋から北山杉の道を抜けて行きますと、月輪寺登り口。
ここから石段を登って行きます。(上の写真の右端の石段)
月輪寺まで一時間。
愛宕山頂の愛宕神社へは健脚で二時間。
この時は、午後二時丁度。


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こんな急な石段を、よいしょ!よいしょ!
途中、下山してきた人に聞きました。
「あと、お寺まではどの位の時間ですか?」
「この登るコースは脚に自信がなきゃ。あんたの脚じゃ、1時間以上だね」
「とすると、行って帰って来たら、四時半頃?」
「陽が落ちるのが早いから、暗くなっているかも」
「残念、それじゃ、引き返す」
「そうそう、この登り口まで降りてから別の石段を登ると結構有名な滝にいけるよ」
「そこに行く事にするよ」
「今、後ろから降りてくるおじさんが詳しいよ。行き方を聞いたらいい」
と言う訳でして、何の迷わず下山。素直なのです。
後ろのおじさんに聞きますと、その滝は「空也の滝」と言って、真冬を除いて滝に打たれて修行する場所だそうです。徒歩で10分程とのこと。

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ご指示通り、ゆるい石段を登って行きます。(最初の写真では左端の石段)
尚、おじさんは、30年前から山登り。70歳過ぎ。することが山登りしか無いって。
然し、下山も登山も私が一歩進んでいる内に彼等は三歩は進んでいますね。

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この写真は、滝の帰りに撮ったもの。
この鳥居をくぐって、手前に真っ直ぐ上がったのですが、民家の軒下を通るので引き返しました。
この私が、ちょっと気後れしてしまいました。

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(写真左)そして、鳥居をくぐった左の急な石段を登ります。
更に登って行くと、道に枯葉が積もっていて、誰も通った気配無し。
(写真右上)然らば、滝があるだろう方向の沢伝いの道無き斜面を枝に捕まりながら進みます。
(写真右下)ずるずると滑ってしまいました。


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そして、そして、木の間から見えました!
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あれが「空也の滝」
(左の写真で上部に写っている)
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このアングルからのパチリは、私だけかもしれませんね。
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赤い鳥居が見えます。
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成る程、本来は、あの民家(修行僧の宿舎)の軒下を通り抜けたら、あの鳥居をくぐって滝に参拝なのです。


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滑り落ちながら、渓流に。
濡れた落ち葉が、色鮮やかに岩に張り付いています。
思わず感動!

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じっと観ていましたよ。
清流と落ち葉を。
                               次は空也の滝です