京都・浄土寺真如堂の紅葉は今年も輝きました その(1)

寺前さん(仮称)のお墓参りを済ませてから哲学の道を南に下がるつもりでした。
でも、上空と永観堂南禅寺→清水さんコースの南の空は曇り。
迷わず西の真如堂に向かいました。

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白川通り錦林車庫近くの馬場橋から白川沿いに300m程下ると真如堂裏口への道へ。(写真左がこの道・写真右が白川の川底)
  参考)地図はここをクリック
上の写真の通り、南の空は曇りです。
白川と言いますと、祇園白川・巽橋で有名ですね。
この川は、大津⇔京都・北白川仕伏町間の比叡山の峠の道「山中越え」沿いを流れてきます。
この流域の地質は、花崗岩の白砂(石英砂)で川底が白いから白川なのですね。
北白川は「白川の里」と呼ばれ、平安時代から花の栽培に適していました。
頭に花を乗せて「花いらんかえ~~」と洛中を売り歩いたのが「白川女(しらかわめ)」ですね。
   参考) 私のブログ「ほっこり京都人(25)「東男に京女」の本当の意味 」←ここをクリック


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裏参道から観た東の東山です。左端が大文字さん。
この道の途中から、きつい石段を登ると永観堂の裏手に入れます。




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よいしょ!と最後の石段を上ると、真っ先に飛び込んでくるのがこの光景。
歓喜の声をあげる一瞬ですね。

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この時は、上空の雲が流れて、とたん、紅葉が輝き出しました。

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早く正面に回りたいのは山々ですが。
ここは、先ずはじっくり黄色い葉から。
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紅葉って不思議なものですね。
お天と様が無かったら、単なる枯葉。
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光を浴びると、イルミネーション!




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これは真如堂の庭師の最も自慢の枝かもしれませんね。
                                   つづく