中年男の嫉妬
.
青葉支店長の一声 「水無瀬君、君の営業部は潰してやる!」
.
この痛烈な言葉。支店長38歳。私は29歳。
.
私、笑いながら「あぁ、そうですか」と言って頷きながら退きました。
.
翌日からも私は何事も無かったように勤務。
.
支店長、顔色一つ変えない可愛気の無い奴と思ったでしょう。
青葉支店長の一声 「水無瀬君、君の営業部は潰してやる!」
.
この痛烈な言葉。支店長38歳。私は29歳。
.
私、笑いながら「あぁ、そうですか」と言って頷きながら退きました。
.
翌日からも私は何事も無かったように勤務。
.
支店長、顔色一つ変えない可愛気の無い奴と思ったでしょう。
とにもかくにも大手企業に電話でアポをとり、メイチに訪問しました。
夕方、「何かありますか?」と会社に電話。注文の電話が入っていると、発注組織に訪問。
注文書に捺印をもらって揚々と帰社。「きょうは、大変だった!」とか言うのです。
注文書に捺印をもらって揚々と帰社。「きょうは、大変だった!」とか言うのです。
こんな調子の課を指揮し続けてきた青葉支店長達にとって、私の行動は理解出来ないものでした。
私の毎日提出する日報には大手上場会社と担当者の名前と商談内容がずらり。
「水無瀬は、日報に嘘を書いている」といわれましたね。
「水無瀬は、日報に嘘を書いている」といわれましたね。
私「国鉄との取引口座を開きまして、受注しました」
支店長「水無瀬君、嘘言ったらいかんよ。自分で注文書に判子を押すなんて」
私「国鉄から正式な注文書は、一週間以内に郵送されて来ます」
信用しなかったですね。信用したくなかったのが本音。
支店長「水無瀬君、嘘言ったらいかんよ。自分で注文書に判子を押すなんて」
私「国鉄から正式な注文書は、一週間以内に郵送されて来ます」
信用しなかったですね。信用したくなかったのが本音。
「水無瀬は、国鉄の名前を詐称して振り込んだ!」
呆れましたね。