今月は今朝で最後の「有明の月」

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昨夜も布団の中でパカパカ新聞を広げたまま十時頃眠ってしまいまして今朝は早起き。
ふと思い出しました。今月「長月の有明の月」は今日までだと。

有明の月は何処ですかァ~~!と探しも見当たらず。
北の夜明け前の朝焼けがきれいでしたのでパチリ!

清少納言は「枕草子」の冒頭に「春は曙。やうやう白くなりゆく、山際(やまぎわ)すこしあかりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる」と書いていますが、秋の曙もまんざらじゃございませんか?

写真は北の方角。左の山が天王山。正面の遠くの山が京都北山。


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東の空でようやく「有明の月」を見つけました。
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男山の裾野の上空です。
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写真の右上の小さく白い点がそれです。
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午前5時37分の「有明の月」です。
一昨日の25日の「有明の月」よりもググッと細くなりましたね。

成る程ね、明日の朝でしたら消えて見えないでしょうね。


再度、百人一首21番を掲載します。

「今こむと いひしばかりに長月の ありあけの月をまちいでつるかな」
                       素性法師百人一首21番、古今691)




偶々、昨年の9月27日の写真を見つけましたのでこれも掲載しておきます。

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