小説と映画の舞台の富士見高原病院

昨日は、堀辰雄の小説「風立ちぬ」を紹介しましたが、せっかくですから、この小説の舞台をもご案内いたします。

この舞台は、現、JA長野厚生連 富士見高原病院(旧 富士見高原療養所)です。
富士見高原とは、標高千米の高原地帯(長野県諏訪郡富士見町落合)なのです。


登場人物の節子さんとは、実名「矢野綾子」さんで、ここで療養されたのですね。
でも、ここに入所し5ヶ月後に亡くなられたのです。

その記録を描いたのが小説「風立ちぬ」ですね。


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この写真は、下記、富士見高原病院の映画資料の中の一枚です。

小説「風立ちぬ」の映画化では、先ずは、私の大好きな久我美子さんと石浜明さんが主演でした。
次は、山口百恵さんと三浦友和さんが主演でした。

この映画を観た方、いらっしゃいますかな?



尚、この小説「風立ちぬ」の他に、ここは幾つかの小説の舞台となり、映画化されています。
映画資料←ここをクリック

ここでは、久米正雄や竹下夢二が療養し亡くなっています。
著名人←ここをクリック






余談ですが、JR厚生連と言いますと、私はどうしてもJA厚生連本部(東京・大手町)を思い出しますね。
下記の以前掲載した短歌は、JA厚生連本部の友人に宛てたものです。今日もこのブログを見ていることでしょう。