二十年前、誰も収拾がつけられない北海道。
それとは知らずに一家で札幌に赴任しました。
四面楚歌の北の地で、唯一、私の心を鼓舞してくれましたのが、
松田聖子さんです。
全道、北は
稚内、東は
根室、南は函館。車を運転の時、必ず持参していたのが
松田聖子さんのカセット。
飛行場でレンタカーを借りますと真っ先にカーステレオにカセットを入れました。
無論、車の中で、聖子さんと一緒に大声で歌うのです。
聖子さんにつきましては、女性の皆さんにとりまして是非論がありますが、私にとりましては、かけがえのない人なのです。
松田聖子さんの歌を聴くと、北海道時代が昨日の事のように思い出されるのです。