省庁職員のタクシーチケッツトに潜む犯罪

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この書庫で以前、タクシーチケットの換金について記述しましたが、タクシー運転手の証言で一部それが裏づけられましたね。
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(記事:6月6日・役人が換金するタクシーチケット:この記事のURL: http://blogs.yahoo.co.jp/minaseyori/53577498.html)
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テレビの取材に対して、「15,000円の運賃ですが2万円と書くから5千円バックを要求する」と言っていましたね。



各省の調べた問題のある職員は1,402人。但し、それは、自主申告のみで、各大臣は、全く調べる気配は無いですね。何しろ、チケットを冊単位で職員に渡していたでしょうから。

官僚の作文の棒読みの福田首相がテレビで言っている事とは。
「マァ、悪しき慣習ですからね。適正な処分がなされた!」と一件落着するつもりですね。

外部の者が、本格的に調査しましたら、タクシーチケットの換金が明らかになるはず。
職員の犯罪で、刑事事件ですよ。


テレビでは、もう一つ、面白い証言がありましたね。

財務省のチケットが、銀座のクラブでばらまかれている」と。

この事の意味は、私の時代でもう終わったと思っていた官僚や省の職員と銀座のホステスとの特別な関係が、他の省では未だ続いていたと言う事ですね。


実は、ある業界の銀座のクラブでの飲み代が、官僚や職員にキックバックされるシステムがあるのです。

銀座のクラブと言いますと、いわば百貨店のようなもの。テナントとしてはホステスですね。
つまり、ホステスはショバ代をクラブに払います。お客からの飲み代の集金はホステスの責務。


お金の流れを簡単に説明しますと、

官僚または省庁職員(仮にA職員)が、X業界の社長(B社長)を銀座のクラブ(Cクラブ)に連れていきますと、お決まりのホステス(D子)が付きます。

無論、支払いはB社長。問題は、この日以降ですね。
その後、B社長は、自社の接待や個人の夜のお遊びでも意識的にCクラブを利用。

無論、お相手をするホステスはD子です。
B社長が連れてきたE社長が、このCクラブを利用した場合も、ホステスはD子です。

何となくお分かりでしょう。

A職員が同席しなくても、CクラブでのX業界の飲み代の何割かを、ホステスD子が、A職員にキックバックするシステムなのです。


つまり、X業界は、国家公務員のA職員に対し、便宜を図ってもらうための裏金を、このようにして渡していたのです。

銀座のクラブの飲み代が、一晩30万円~50万円と高額な理由がここにあるのです。

A職員とホステスD子とは、タッグを組んだ関係ですから、お国のタクシーチケットを銀座のホステスが持っている理由は、これでお分かりでしょうね。