京都のもう一つの裏状況

私の履歴書・81

《当時の京都市長宅訪問》

バタヤンが、「市長の自宅に集金に行くから付き合わひんか」
1965年秋の事だと記憶しています。

市長の自宅の門をくぐって案内されたのが50畳程のフローリングの部屋。
部屋の四方の壁際には応接用長椅子がズラリ。

イメージとしてはテレビで時々映る首相官邸の閣議室ですね。

我等の入室に、老いたにやけた顔の市長は、我等にも着席を勧めました。
四方の壁際に座っている人数は30名強。

びっくりしましたね。座っている人達の先ずは服装。
柄のけばけばしいスーツ。或いはスーツに真っ赤なシャツ。いかにもそれらしき髪型。変な靴。目付きの悪さ。なんかの親分の家に来たか？と思いましたよ。

更に驚いたのは、市長が座る皮の長椅子には、厚さ30㎝程の札束が数十個。
市長はその札束をむんずとわし掴みし、両手で近くの人に投げるのです。

遠くの人には、名前を呼んで、目前に来ましたら、同様に投げるのです。
但し、投げる前に、都度、その札束から２～３枚の札を抜いて。（当時は千円札）

抜いた札が25枚になりましたら手招きして、我等を呼び、我等はそれを受け取りました。

私は、帰りしな、改めて表札を見ました。間違いなく「高山義三」（たかやまぎぞう）と墨で書かれていましたね。
市長選の何ヶ月か前の事でしたから、選挙資金の配布でしたでしょうかね。

尚、この話を、15年ほど前に、京都府4区衆議院議員・野中広務（のなかひろむ・2003年政界引退）の後援会長をしたことのある人の息子に話した事がありました。

「同じだよ。うちは小さい時から柄の悪い連中がしょっちゅう出入り」との事。
京都の政界の裏は、ややこしい組織が主体で構成されていたのですかね。

《柄の悪さ天下一品の京都市営バス》

京都で柄の悪さと言えば、市営バスを除いては語れませんね。

渋滞していますと、後ろからあおるのですよ。
エンジンを空ふかしして轟音をたてたり、警笛は鳴らすやらで。

強引に右車線に割り込み、バス停が真近になったら接触すれすれで左車線に割り込んで来る。
どけ！とばかりに警笛を鳴らして幅寄せしてくるのですから。

市営バスと接触事故をしますと悪いは一般車となるのがこの街の定説。

腹が立ちましたから、北山通りになりましてバスの前を走行した時に、わざとゆっくり走りました。
バスは私の車の後部に接触ぎりぎりの至近距離でくっついて来ます。警笛鳴らして！

急ブレーキを踏んでやりましたね。怒りましたね。雷鳴如きエンジンの空ぶかし。客が数人乗車しているのに。
時速80㌔で逃げましたら、追っかけてきました。次のバス停をも飛ばして。

まさかの市バスとのバトルですよ。
こりゃ遺憾！と畑の路地に逃げましたら、尚且つ路地まで追って来ましたよ。

当時、大なり小なり、市バスとのバトルは多くの人が体験していました。
その頃の市バスの運転手の前歴は、ダンプの運転手。

それに、当時、現業の市職員に採用になる人は、ある組織の推薦でしたからね。
この推薦でしたら、怖い物無し！！　当時の京都では、常識の事でした。

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追記１）ホソピー＠江ノ島 さんの記述より　例えば2006年だけに限定しますと。

●２００６年７月　　「京都市役所環境局職員姉妹、覚せい剤逮捕」
●２００６年４月　　「京都市役所環境局職員　女子中学生２名買春逮捕」
●２００６年４月　　「京都市市役所　韓国籍職員　　女子中学生買春逮捕」
●２００６年４月　　「京都市役所　中学校教員　教え子女子高校生わいせつ逮捕
●２００６年　　　　「京都市役所職員　好意持った女性の個人情報取得書類送検」
●２００６年６月　　「京都市役所職員　ＡＴＭゴルフクラブで破壊現金窃盗逮捕
●２００６年　　　　「京都市役所職員　中学生に暴行逮捕」
●２００６年　　　　「京都市役所環境局職員　公務中交通事故」
●２００６年　　　　「京都市役所環境局職員　勤務中無断帰宅繰り返す」
●２００６年　　　　「京都市役所保険福祉局職員　女性職員セクハラ繰り返す」
●２００６年　　　　「京都市役所建設局職員　機嫌が悪いからと公用車フロントガラス割る」

上記に付加すれば、2006年10月「京都市保健福祉局職員　松本志津子（36）無免許運転並びに覚せい剤尿反応で逮捕」　この時点で京都市では2006年度に入って、職員の逮捕は１３人目です。

追記２）2007年の昨年から今年にかけても、新聞やテレビで賑わしましたね。
2001年からでしたら書き切れないでしょう。皆さんの市役所職員と比較してみましょう（笑）

問題は、京都市そのものが、身分的にも金銭的にも保護しているからです。昔から。

尚、下記は popesyu さんの記述

「（京都市職員採用にあたっては）例えば運転免許を持っているとか、日本語がしゃべれるとか、そういう最低限のレベルをクリアしていれば、団体側が推薦する人をほぼ無条件で受け入れています。その為団体側も特に被差別部落出身でなくとも、何らかの事情があれば推薦しており所謂利権として活用していたわけで、覚せい剤の常用者であろうが関係なく推薦していたわけです。で市側は勤務中に覚せい剤を使ったからといって首にした人間でも再度推薦があったらこれも無節操に受け入れています。」

追記３）後日、加筆します

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（参考）

大阪市職員の現状とは　（参考）京都市職員データ比較　　2011/12/28(水)
http://blogs.yahoo.co.jp/minaseyori/61037695.html