感傷的なホオジロ

初めに、日曜の秋葉原で、通り魔により、亡くなられた七人の皆様の、ご冥福をお祈り申し上げます。


さて、月曜の昨日午後三時過ぎ、兵庫県京都府南部・滋賀県に大雨注意報が出たとの速報。
久々に鵜殿の葦(よし)を観に行こうと思いましたが躊躇。

空は明るい曇りなのに、やがて雷。こりゃ、ドシャっと来るかも。
でも、まあ、雨になったら仕方なしで出かけました。

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一ヶ月半ぶり。葦は大きくなり、私の背をいつの間にか超していました。




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いつもの様に、アオサギ君のお出迎え。




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いつもの場所で、私を見つめ、



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いつもの様に、さらば~! と飛び去る。



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葦の小道に入りますと、まあ、色々な小鳥のさえずること、さえずること。
これはオオヨシキリかと思いましたが、そうでもない。


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こちらでのお出迎えが、オオヨシキリ


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こちらでのご登場は????? アレレ??
地面での動きは、セキレイ。こちょまか、こちょまか、右や左へ。

飛べば、ツバメとうり二つ。地表すれすれ。
鳴き声は「ピュ~、ピュ~」


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私の行く手行く手で砂かぶり。のみ落としをしているのですかな?
しかし、初めて観る小鳥です。図鑑で調べようとしたのですが、結局名前分からず。

淀川河川事務所のホームページにも、この鳥は掲載されていないのです。
温暖化で北上してきたのでしょうか。


(追記メモ:この小鳥はコチドリだそうです。eru-abiさんに教えてもらいました)


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昼顔がもう咲く時季になっていたのですね。



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沢山の小鳥の皆さんが、葦やススキの穂先で大声で鳴き叫んでいましたが、
この小鳥だけは、無言。

じっと、陽が傾くのを見つめているのです。
ホオジロは、感傷的なのですか? それとも哲学的なのですか?

                             つづく