余命一ヶ月の雪景色

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「残りびを 知らずや今朝の 雪景色」





この景色は、北国の人にとっては、何の変哲も無いさらりとした雪化粧。
水無瀬の山。トンネルは名神天王山トンネルの南隣、梶原トンネル。

このトンネルの潜り抜けて間も無くのところに病院。
一月早々、義理の叔父が体調不良で検査入院。

時、既に遅し。
癌で余命一ヶ月。
本人、いまだ知らず。


今年、24年振りの北摂の雪。
病室から眺める今朝の雪景色もこれに同じ。
これが最後の雪景色。


間も無く、過酷な抗がん剤治療が始まる。