2008-02-25 余命一ヶ月の雪景色 私の短歌・俳句・詩 #冬 「残りびを 知らずや今朝の 雪景色」 この景色は、北国の人にとっては、何の変哲も無いさらりとした雪化粧。 水無瀬の山。トンネルは名神天王山トンネルの南隣、梶原トンネル。 このトンネルの潜り抜けて間も無くのところに病院。 一月早々、義理の叔父が体調不良で検査入院。 時、既に遅し。 癌で余命一ヶ月。 本人、いまだ知らず。 今年、24年振りの北摂の雪。 病室から眺める今朝の雪景色もこれに同じ。 これが最後の雪景色。 間も無く、過酷な抗がん剤治療が始まる。