法事で帰ってきた霊魂

先日、この冬の時期に秋田の田舎に帰郷したのは、実は8日、法事だったからです。

この日は、父、母、義姉の亡き三人の法事です。
法事は、午前十一時、和尚さんのお経で始まりました。


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お経を読み始めて5分弱の時に、私の左耳の鼓膜だけが、ボボボッと震えだしたのです。
音は聞こえません。ただ、左耳の鼓膜にだけ、空気の振動らしきものが強く当たるのです。



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振動の発信する方向を見上げました。私の左斜め上の天井付近です。
見上げても、何も特別な物は見えませんでした。


お経が終わって、塔婆を墓に立てに行くまで、皆さんは控え室。
その間、私は、お寺のお母さんにその旨を伝え、一緒に寺位牌を位牌堂に納めました。

本来は、法事が終わって、象潟に宿泊し、翌日の9日の寝台日本海に乗車のつもりでした。が、どうやら、三人の故人の内、誰かがあの世からご帰還されたようです。だからもう一晩、田舎の家に泊まりました。

ご帰還されて、誰も家にいなかったら、寂しい思いをするだろうと思ったからです。
でも、お盆の時と違って、不思議と、何も起きなかったですね。


しかし、あの鼓膜の振動は、故人三人の内の誰かが、「天空から観ているよ」というシグナルだったでしょうね。