父母の遺品のレコードとカメラ

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田舎のカレンダーは、六年間、平成13年12月の暦のままです。
この年は、カレンダーの京都・法然寺の写真のように、雪が早く積もりました。

六年前の11月24日に6缶買った石油の一つのが、未だ四分の一残っていました。
ここで宿泊した二日間は、この石油をファンヒーターに入れて燃やしました。
六年経っても、ちゃんと燃えてくれまして、六年前と同じ暖かさです。


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母の遺品の一つに、小学校唱歌のレコードがあります。
現存しているのは、川田孝子さんが歌う「叱られて」「チンチン千鳥」。
他に、近藤圭子さん、小谷和子さん、小鳩くるみさん、山本とも子さんが歌うレコードです。

「叱られて」と「チンチン千鳥」も好きですが、同様に好きな「月の砂漠」が見当たりません。
割ってしまったのでしょうね。

レコードプレーヤーは、残念にも、壊れてしまっています。



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このカメラは、父の遺品の一つです。外国製です。
父が二十代に入手したものですから、昭和の一桁、約70年強前にもなるでしょうか。

フイルムとなるものは、ガラスの乾板です。これで写真を撮りますと、乾板を、暗室で、現像液→定着液に漬けてから乾かし、それから印画紙に焼付けするのです。

男兄弟三人、暗闇の中、父から手ほどきを受け、タイマーの代わりに、「イチ、ニ、サン」と声を出して頃合を計ったものです。



いずれ、捨てなければなりませんね。