十五夜お月さん岩清水八幡宮から上る

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昨日の宵、十五夜お月さんが、岩清水八幡宮の男山から上り始めたところです。


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お月さんの上を、小鳥さんが家路を急ぎます。
お月さんと重なるようにもうちょっと下を飛んでよ!と言ったのですが、聞こえなかったようですね。

尚、ここは、昔の船の「渡し」付近ですから、ここからのお月さんは、小説「蘆刈」の作家谷崎潤一が観たお月さんですね。






イメージ 3実は、昨日の夕方、水無瀬川桂川の合流地に行く途中、水無瀬神宮に寄りました。朝顔を見る為に。
種が幾つかありましたから、少しは咲いたのでしょうね。昨年は凄かったのに。

ついでに付近で咲いているコスモス?をパチリ!
それから、合流地へ向かいました。




イメージ 4咲いていました! つるりんどうが!

前回来た八月末日では、冠水で芽も見つからなかったのに、僅か一ヶ月で昨年とほぼ同様!

流石、野草のたくましさですね。




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あれ? 
南側の土手の斜面のここだけに、彼岸花が密集して咲いています。

今まで、この時期に、ここに来たことが無かったから知らなかった!









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陽が傾き、すすきが輝き出しました。いよいよ、お月さんの出番が近づきました。

ここで、すすきの穂を三本抜かせてもらいました。
帰宅してから、ベランダで、お月さんにあげる為に。







イメージ 7このすすきさんは、何か、物思いにふけっているのでしょうか。
小倉百人一首で、藤原定家がこの場所にあてはめた和歌のうちの一つが浮かびましたよ。


  「月みれば ちぢにものこそ 悲しけれ
               わが身一つの 秋にはあらねど」

      小倉百人一首23番・大江千里 『古今集』秋上・193



                           おしまい