京都老舗うどんの脱税方法

「京都老舗うどん・つけ麺」と言ったら、グルメの皆さんや、京都を愛する人は何処の店かすぐ分かりますね。

ここの昔の脱税方法を何故今更!と言いますと、他の件でお話するからです。


●先ず、毎朝、製麺業者からうどん玉が納入されます。
当時は、今のような一玉毎に袋に入っているのではなく、簾(す)の上に一玉毎裸で並べられたもの。

うどん店では、早速、この一簾に25~30個?入っているうどん玉を、40個程に増やす作業。
つまり、納入伝票は、全部でうどん玉300個ですが、各玉を少しずつ削って400個にするのです。


更に、午後にも、製麺業者からうどん玉が納入されます。
朝の納入分は、ツケですが、午後の納入分は、現金でその場で支払います。帳簿に載らない分です。


夜は、レジの打ち込み直し。つまり、ツケで仕入れたうどん玉の数と合うように、売り上げ額を約半分に減らす作業ですね。


これを密告されて、税務署職員が、売り上げ状況を調べるために、二時間程、店の中にいて来客数の調査ですが、シーズンオフで然も平日。実は、ズラリと顧客が並ぶのは官庁の休日の日曜ですからね。


これ、苫小牧のミート・ホープ社を何年か前に立ち入り調査した公務員とラップしていますね。
密告には、形だけの調査。


この老舗のうどん店と製麺業者は、共に手を取り合い喜んだ事は言うまでもありません。

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(続編)
脱税うどん店のごまかし方法
http://blogs.yahoo.co.jp/minaseyori/47952995.html