京都嵐山・三船祭り

昨日の午後の嵐山・「車折(くるまざき)神社」の「三船祭り」です。
場所は渡月橋のちょっと上流。


 芸能・芸術の守護神ですから、その道の方は、是非、ご参拝を。
但し、カラオケが上手になるかどうかは分かりませんよ。


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三船祭とは、昌泰元年(898年)長月21日、宇多上皇が嵐山に御幸の際、大堰川で御船遊びをしたことが始まりとされています。

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昭和3年車折神社では昭和御大典を記念して、始めたのが、この「三船祭」。


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御船遊びは、詩歌、吟詠、管弦、舞楽など様々な御遊びがあったそうです。


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「三船祭」の名前の由来は、白川天皇行幸の折に、「和歌」「漢詩」「奏楽」に長じたものを3隻の舟に乗せて御舟遊びをされたといわれていることから「三船」とされています。
この女性、見たことあるでしょう。八坂神社で。


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この祭りの歴史を皆に聞こえるように、大きな声で講釈する観客おじさんがいましたよ。


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扇流しです。将軍足利尊氏のお供の童子が、誤って扇を川に流してしまいましたが、その流れる様が、優美なことを将軍が愛でた事から始まったそうです。
処で、何を着物の下に身につけたら、このように、高貴なお方になるのでしょうかね。


その後、宮廷貴族の皆さんは、争って扇を川に流したそうですよ。
いつの時代も一緒ですね。サラリーマンの宿命でしょうね。