東京の孫娘を幻想

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今週の淀城は、五月の節句が終わっても、鯉のぼりが青い空を泳ぎます。
淀の城を愛する風流な人がいるのですね。

実は、ここは、「巨椋池おぐらいけ)」の西の端だったのですよ。

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思わず、パチリ! 三十一年前の妻と娘の姿に見えましたよ。
今は、丁度、東京の孫娘が、このようにお散歩しているでしょうね。

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この子の今上ってきた石段の端に咲いた小さな野花。
直径が、1cm程なのですよ。小さくても、咲くのですね。

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この淀城は、江戸時代、桂川宇治川・木津川の三川合流地の中州を埋めて建てたもの。
春日の局の子孫、稲葉十二万石の明治維新まで百数十年続いた居城。

明治時代、巨椋池干拓により、この本丸の一部を除いて、全て破壊されました。

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この大たこさん、余程、好きなのですね。
抱きしめてから百数十年、離さない。抱きしめられた方は、幸せ? 迷惑?

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北西に隣接しているのが、京阪電車淀駅ホーム。

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この京阪電車側の本丸の石垣と堀。
初夏の緑のしとやかさを、日の当らないお堀の水の上で見つけましたよ。

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僅かな時間しか陽が当らなくても、ここにも初夏。

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この南側では日差し一杯!なのですが、何故か、日陰の方に心が動かされます。

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本丸の今は、子供とワン公の戯れ。

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ワン公は、ヨチヨチを見守るのですよ。

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何のお話をしているのかな? ママさんは、超・脚がなが~~い!

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ブランコはクリアー。すべり台を一人で滑れるのも、もう直ぐですね。

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この日は、東京の孫娘を思わせる一日でした。
楽しくもあり、ちょっと寂しくもなりました。


尚、お茶々の淀殿の住んだ舘城の淀城は、ここから北へ500m程だったそうです。

                           おしまい