二軒茶屋・中村楼

京都・祇園・八坂神社の南の鳥居の中に、二軒茶屋中村楼がある。八日、ここで一服した。



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ここの歴史は、450年前の戦国時代から延々と続く。

小唄にも『四条の橋から灯が見える。アレは円山の灯か二軒茶屋の灯か』と唄われた程だから、
過去の人気は相当なものと窺える。




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特に、江戸初期に売り出した『田楽豆腐』は、当時、京名物として大評判。
今、700円で食べられますよ。




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(写真、左が八坂神社・右が二軒茶屋と料亭入り口)


旅館兼業は、明治に入ってから。
多くの文化人や著名人、伊藤博文なども宿泊した。
特に、秘蔵品の中には『尾形光琳の襖絵』もある。


現在は、二軒茶屋京料理の料亭である。

ここで、庭の観える座敷にあがって、昼会席など如何でしょうか。

昨年の正月二日に、四十年振りに、この座敷にあがりました。
メジロが、ガラス越しですが、三十センチ程の至近距離で迎えてくれましたよ。