桜便りの歌

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『水無瀬(みなせ)から 行く春追いて淀の夕 小倉山から 便りひとひら


水無瀬に住んでから幾つの春を過ごしたのでしょうか。私は、老いてしまいました。

今日は、過ぎ去る春を追い求め、水無瀬川を散策。いつの間にか嵐山から流れ来る桂川との合流地から桂川を遡ると夕暮れ。

その時、桜の花弁が一枚流れて来ました。もしかして、桂川上流の小倉山でも、もう満開を過ぎた桜が終ろうとしているのでしょうね。             2005年4月



行く→歩いて行く・過ぎていく春・幾つかの春
追いて→春を追いかける・老いる