仏国:ランドアップによる奇形児
フランスでは腕や手のない奇形児が生まれている。
(前回記事)
『農家の犯罪:除草剤ラウンドアップ』 2018/6/13(水)
ラウンドアップに汚染された畑では雑草どころか昆虫さえも生きられない。よしんば生き残ったとしても、汚染されたミミズなどをスズメが食べたらスズメは内臓や生殖機能、脳までやられる。スズメが消えるはずだ。
他方、除草剤ラウンドアップで生育された野菜は、その主成分のグリホサートを吸い上げている。いくら野菜を洗浄しても落ちることなない。この野菜に含むグリホサートが人体をむしばむ。
住友化学はモンサントのグリホサートが主成分の農薬ラウンドアップを大々的に販売した。処が、モンサントの農薬による人体諸機関の損傷で米国やフランスでの裁判に敗れ、モンサントは多額の賠償金を支払うことになる。
フランスで同時期に同地域で、腕や手のない赤ちゃんが生まれた謎
NewsWeek 2019年07月31日(水)
<昨年秋に放送されたテレビ番組をきっかけに、フランスで動揺が広まっている。2000年以降、先天性横軸形成障害の子供が生まれた原因は解明されていないが、疑わしいのは......>
2000年以降、フランスの3つの地域に集中して、腕や手に先天異常がある赤ちゃんが生まれた。この事態が昨年末から仏メディアで報じられ、国民に動揺が広がっている。
これらの先天異常が確認された3地方は、いずれも農村地域だ。仏東部、スイス国境のエン県では2000年~2014年にかけて、18件の先天性横軸形成障害が確認された。
一方で、フランス北部、ブルターニュ地方のモルビハン県でも2011年~2013年にかけて4件、ロワール=アトランティック県のムゼイユ市でも2007年~2008年にかけて3人の新生児が腕や手の先天異常を持って生まれたことが報告されている。
先天性横軸形成障害とは、上腕もしくは前腕から末梢が欠損している先天性疾患で、フランスでは新生児1万人に対し1.7人の割合で生まれると推定されている。(中略)
農薬の可能性も
REMERAの報告によると、エン県の先天性横軸形成障害を持つ子供の母親への調査を行った結果、遺伝的、染色体異常、薬害やコカイン使用などは確認ができなかった。そのため、農薬の使用、水道水の水質汚染など、環境要因の可能性が考慮されている。
また、これらの仮定を裏付けるかのように、問題となったエン県では尻尾や肋骨などに先天異常のある子牛が生まれる症例も発生しているという。
ユーロスタットの報告書によると、2016年度のフランスの農薬消費は欧州で2番目に多い。また、フランスで消費されるオーガニックではない71%の果物と、43%の野菜に残留農薬が含まれているという調査結果も、国民の不安を煽っている。
REMERAの代表で、疫学者のエマニュエル・アマール氏は、本誌の取材に、フランスの農薬使用の状況と人体への影響についてこう語る。
「これらの四肢に先天性異常がある子供が生まれた地域で、農薬が使用されていたかという統計は、まだ現段階ではとれていない。ただ、フランス国内での農薬の使用方法には問題がある。農家による大量の農薬の使用、コスト削減の為に不法の農薬の使用や、自家製の農薬を使用するケースもあるからだ。これらは、人々の健康に影響をもたらす」
環境による子供の健康への影響に詳しいレオナルド・トラサンデ氏(ニューヨーク大学医学大学教授)は、本誌の取材にこう説明した。
「グリホサートが新生児の先天性四肢障害のリスクを上昇させるかという研究結果は現在の段階では、まだ存在していない。一方で動物の性ホルモン、発がん性などへの影響は発見されている」(以下省略)
※モンサントは日本の政治家や医療機関・研究機関を買収し、ラウンドアップ(グリホサート)は安全であるという論文を書かせている。他方、モンサントは殺人組織ブラックウォーター社を傘下に置き、ラウンドアップや遺伝子組み換え植物(GMO)に反対する者を恐喝や暗殺までしている。
日本では特に東大の教授や准教授、名誉教授のこれらに関する論文や臨床例は捏造であると言っても過言ではない。特に放射能の人体への影響については「プルトニウムは飲んでも平気」大橋弘忠東大工学系教授が悪名をはせました。