当たり屋横行:自転車保険加入必然


先日、マンマが東京の娘に「孫二人とあなたのとを合わせて3台の自転車保険に直ぐに入りなさい。」と言っていたのだが、1昨日のこと、娘の目前で、子供を乗せた自転車と若い男がぶつかり、男がこけて頭を打ち歩道にへたりこんでいたとのこと。これで娘も保険に入る気になったようだ。

特に、昨今、当たり屋にとって車の場合はドライブレコーダーが付いているからやりにくい故に、付けていない自転車やバイクが狙われる。無論、善意な歩行者を装うのみならず、自転車に乗っての当たり屋も横行しているようだ。この場合、狙われるのはバイクだ。

当たり屋の目的は慰謝料。彼らは身体の機能の一部に何ら障害がなくても、具合が悪いと称し、裁判に持ち込み、数千万円を労せずして稼ぐ。

昔は鶏を車の前に投げ出す手法もあった。
私の履歴書・199 『会社の女子事務員の情報は凄いですね』
車に鶏を放り投げ、轢(ひ)かせて死なせる。「得べかりし利益」(逸失利益)として、鶏は一日に一個の卵を産む。年間で365個。十年間では、1個×365日×10年間→3,650個。この卵代金と、ペットの鶏を亡くした慰謝料を合わせて10万円を請求。

当時の私も、私が車で幼児の手を引いた母親のそばを走り抜けようとした時、突然幼児の手を道路に押し出すようにして手を離しましたね。寸前で停止出来、事なきを得ましたが。

世の中、いつの時代でも、自分や子供の身体を犠牲にしようが、労せずして稼ごうとする輩が五万といる。狙われやすいのは、女、子供、高齢者。オレオレ詐欺もその一つ。

他方、『他山の石』という諺があるのだが、人はなかなかそうはいかない。この自転車保険の場合も、自分が加害者か被害者の立場に立った経験が無いとなかなか踏み切れない。ここが悩ましいところ。

そうそう、昨日の夕方、何と、JR島本駅方面から水無瀬駅方面へ道路の右側を時速20km超で駆ける女性がいる。然も、後部に幼児を乗せている。

駅前のT字路信号が赤となったので、車道から歩道に乗り上げ、そのまゝ突っ走っていった。今時、こういう母親もいる。やはり自転車はもっと厳しく取り締まらないとやりたい放題。事故は起きる。



『自転車当たり屋:高槻・島本エリア』
琵琶湖大橋:夜の殺人自転車』 2018/10/4(木) 
『自転車死亡事故の原因は行政』 
『スポーツ自転車に運転免許制度を』
『自転車に反則金仮納付書交付を』
『(ユーチューブ)無灯火自転車』
『児童に出校前と下校前にやらす事』