堺市あおり運転殺人:肝心なことを報道しないNHK・読売・朝日
(註1)未必の故意犯
この場合は一言で言うと「ひょっとして死ぬかもしれない」と思い、はねること。明確な殺意はない。
反して、サンスポやローカル紙・秋田魁新聞などは、殺人の「確定故意」を示す犯人が被害者をはねた後に発した言葉・「これで終りや」を報道している。
そもそもこのような犯罪が増えたのは、警察が自動車運転処罰法違反(過失傷害)で処理してきたからであり、マスメディアが犯人に社会的制裁を加えなかった故である。
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大手マスメディアは揃いも揃って何故に報道しないのか!
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バイクを執ようにあおり追突 男を殺人などの疑いで逮捕
NHK 2018年7月4日
2日、大阪・堺市で乗用車を運転していた40歳の男が、大型バイクを執ようにあおったうえ、わざと追突してバイクを運転していた大学生を死亡させたとして、殺人などの疑いで逮捕されました。男は容疑を否認しているということです。(以下省略)
バイクあおり追突、異例の殺人容疑適用…男逮捕
読売新聞 2018年07月04日
府警は追い抜かれたことに腹をたててあおったとみており、追突で死ぬかもしれないという「未必の故意」があったとして殺人容疑に切り替え、3日に逮捕した。
あおり運転、加速しながらバイクに追突か 殺人容疑の男
朝日新聞 2018年7月5日
同課が映像を調べたところ、このまま走行して追突すれば相手が死ぬかもしれないという「未必の故意」があったと判断。
【あおり運転殺人】追突前、1分間パッシング 追い抜かれ立腹か
産経新聞 2018.7.4
交通捜査課によると、あおり運転による死亡事故に殺人容疑を適用するのは異例。府警は自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで中村容疑者を現行犯逮捕したが、3日に殺人と道交法違反(ひき逃げ)で再逮捕し、4日に送検した。「殺害しようと思ったわけではない」と殺意を否認している。
然し、同系のサンスポは「これで終わりや」を報道している。
あおり運転
殺人適用 バイク追突死亡、40歳容疑者再逮捕 大阪府警
毎日新聞2018年7月5日 東京朝刊
中村精寛容疑者(40)があおり運転で故意に事故を起こした疑いがあるとして、大阪府警は4日、殺人と道交法違反(ひき逃げ)の容疑で再逮捕したと発表した。
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「これで終わりや」と言う言葉は、故意に殺害を意図し、殺害を終えたことを意味することに他ならない。
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追突後に「これで終わりや」 あおり運転で殺人容疑の男、ドライブレコーダーに音声残す 大阪・堺
サンスポ 2018.7.5
追突後「これで終わりや」 あおり運転で殺人容疑の男
秋田魁新報 2018年7月5日
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このように、裁判所や警察や大手マスメディアが甘やかしてきたのが今横行している自転車を使っての当たり屋だ。
自転車での当たり屋は慰謝料を目的とし、典型的な例は、わざと車に接近し、故意にこけ、示談に持ち込む。
『当たり屋:自転車高速道路走行』 2018/7/5(木)
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