京都名所のモミジ種子発芽始まる


2月11日のこと、ポストに予想だにしていなかった手紙が来ていました。それは京都の紅葉で有名なところからです。

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封書の中には、紅葉の種子200個ほどと、短冊のお手紙が入っていました。

「モミジの種子、採集しましたのでお送りいたしました。
モミジは取り播き(註1)にしないと発芽しませんので、早速土に播種して下さい。発芽は▼春(註2)の四月頃です。」

(註1)取り播く
採集したタネをすぐに播くこと。松柏類やカエデ、ツバキ、ハゼの木など、木本類では取り播きにしたほうがよいものが多い。木本類のタネは、案外乾燥に弱く、また、種類によっては、いったん寒さにあってから暖かくならないと、つまりタネが、春が来たことを自覚しないと、発芽しないからである。ウィキペディア

(註2)▼春
実は、春の前についている草書体の漢字を読めないので▼にしました。一見、「来」や「京」のような草書体ですが、これでは意味不明。当初、「来春」と読み、種子を植えましたが、発芽するのは1年後となりますので、今春の発芽は諦めていました。

処が、3月半ば、何かが1つ発芽しました。恐らく、どこからか飛んできた草の種子が発芽したのだろうと思っていました。
何しろ、「▼春」を「今春」と解釈したとしても、発芽は4月とのことですから、まさかモミジの発芽とは少しも思っていませんでした。

※画像は、4月1日現在
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それが、3月末、もう一つの鉢の方も同じ様な形で2個発芽しましたから、これは種子を植えたモミジの発芽だと確信しました。
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あゝ、この発芽でこの種子を送っていただいた京都の名所の方に何となくほんのちょっとだけ責務の一部を果たしたような、安堵した気持ちです。

今、この種子を5つの鉢に約50個ほど播いています。
残る150個ほどは、冷蔵庫に入れています。

今後、狭いベランダですが、ここで苗を育てようと思います。丈夫な苗が100本となったその時は、「万歳!」と叫ぼうと思います。


(今回の種まきの日)
せっかくいただいた貴重な種子を播くのですから、記憶に残る日にしようと思い、躊躇していましたが、その日がやってきました。

それは、平昌五輪で羽生結弦(23=ANA)2014年のソチ五輪に続く2大会連続の金メダルをゲットした2018/02/17の夕方です。

これが種子12個播いた一鉢目。二鉢目は、その翌々日で、18日夜、スピードスケート女子500メートルで小平奈緒相沢病院)の金メダルをとった翌日の19日朝。この鉢にも12個播く。以後、3月末まで3鉢追加で計50個ほど播種。

(10年前、モミジの苗を育てるのを失敗していた私)
近所の宝積寺のモミジの苗を育てようとチャレンジしましたが、5cm以上になると何故か枯れてしまいました。難しいですね。ですから、鉢の土や肥料の条件を色々変えての5鉢なのです。今回のモミジの芽、これからが勝負となります。
『天王山中腹の宝積寺の紅葉(その2) 2008/11/30(日)

(思わぬこと)
最初に芽を出したのは、2番目の鉢でした。

(今後のモミジ苗育成の参考サイト)
〇もみじに発生する5つの病気とその対処法
〇盆栽な感じで…的な!