知らなんだ経産省の汚染水垂れ流しの戯言
知らなんだ。
2016年4月、経済産業省は、実現性とコストを理由に、推奨する手法は、放射能物質の分離でも蒸発でも長期保存でもなく、太平洋に放出することだと発表しているんですね。それでどんこらどんこら汚染水を海に垂れ流しているんですね。
毎日新聞 2016年4月19日
福島・汚染水 海洋放出が最も短期間で低コスト
政府が打ち出す安全宣言やマスメディアの流す食べて応援などを未だ信じる人が多いんですね。政府のマスコミに公表するデータなんぞは捏造なのに。安全のはずが福島では子供の甲状腺がんだけで185人。内、手術をしたのが145人も。
それに当に日本民間放送連盟会長:井上弘TBS会長の言う通り「テレビは洗脳装置」「日本人はバカばかり」。せっかく長崎の被爆者でもある聖フランシスコ病院院長を務めた秋月辰一郎氏の唱えるしょっぱい味噌汁を飲んで、他方、糖類は厳禁と言っているのに、せいぜい75日。放射能は毎日吐出されているのに。
(味噌の力)
福島のコンビニやスーパーの店頭から甘いものが消えたとか、福島では菓子類の売れいきが悪いなどという話など聞いたことが無い。
放 射 能 調 査 報 告 書
平成 26 年 3 月 海上保安庁海洋情報部
平成 24 年調査結果
Report of Radioactivity Surveys Results of Surveys in 2012
Hydrographic and Oceanographic Department
Japan Coast Guard March 2014
1. 日本近海における海水及び海底土の放射能調査
1.1. 調査概要
本調査は、核実験等が海洋の自然環境に及ぼす影響を把握するために実施しており、日本近海の海水及び海底土に含まれる人工放射性核種の分布状況、経年変化等を把握するものである。海水については昭和 34 年(1959 年)に、海底土については同 48 年(1973 年)にそれぞれ調査を開始し、以来継続して実施している。本報告は平成 24 年(2012 年)の調査結果をまとめたものである。
(上記地図借用先)江戸川河川事務所HP
1.1.3. 測定項目
各試料の測定核種は次のとおりである。
(原発事故の影響により 134Cs が検出されたため測定項目(海水・海底土)に追加している)
海水
コバルト‐60 ( 60Co :半減期 5.3 年 )
ストロンチウム‐90
海底土
セシウム‐134
セシウム‐137
コバルト‐60
海水
Sr90の濃度は、仙台湾で 3.0mBq/L を計測し、同地点の平成 23 年の値と比較すると 10 分の1 に減少しているものの、未だ原発事故以前の過去 10 年と比較すると高めである。なお、他の海域については、原発事故以前の濃度と同程度であった。
Cs134については、原発事故の影響により、平成 23 年は東日本の太平洋側で検出されたが、平成 24 年の試料においても検出された。なお、事故後、仙台湾及び東京湾(調査点:3)で高い濃度が検出されたが、平成 23 年の値より大きく減少している。
海底土
Sr90の濃度は、各採取点で大きな変動は無く、最大で 0.16Bq/kg、最小 0.016Bq/kg であった。各年で多少の変化あるが、近年では横ばい傾向であり、原発事故による顕著な影響は見られない。
Cs134については、平成 23 年同様に仙台湾及び東京湾で検出されたほか、新潟及び小樽周辺海域において採取された試料からも検出されている。仙台湾及び東京湾は平成 23 年と比較し濃度が高くなっている。
(原文URL)
水に沈む放射能
原題:Atomic Depths: An assessment of freshwater and marine sediment contamination 制作・発行:グリーンピース・ジャパン 2016年7月
(以下、一部抜粋)
2 太平洋へ流れ込む放射能
■第1~2局面の放出量 - 2011年3月~5月
東電福島第一原発事故による放射性物質の放出量は、推計、測定データ、およびモデリングに基づく4。しかし、推計方法は多種多様であり、推計値はかなりの不確実性を残している。東京電力(以下、東電)の2013年のデータは、2011年3月26日から9月30日までのあいだに放出された Cs-134 と Cs-137 について、それぞれ3.5PBq(ペタベクレル;1ペタは1000兆のこと)と3.6 PBqだったと推定している。
(注)東京電力発表の放出量数値は、フランスの推定値の僅か8分の1に過ぎない。
河口域の汚染
■C. Chartinら(2013) が明らかにしているように、河川流域の集水域は、河口域と沿岸地域に放射性セシウムを延々と供給し続ける供給源となる。粒子状のものに付着したセシウムのうちごく一部は、河川が海に注ぎ込み水中の塩分濃度が高まると、水中を浮遊する粒状物から脱離する。河川により運ばれる放射能の総量が膨大なため、それに占める割合がごくわずかであっても、脱離したり溶けたりしたセシウムの量はきわめて大きなものとなり、「海洋生物相内に容易に蓄積される」可能性がある。
地図1:福島と隣接県の河川水系と沿岸地域
河川の土手で採取した土壌・堆積物(乾燥後)の分析結果
福島県沿岸で採取した海底土(乾燥後)の分析結果
琵琶湖
琵琶湖で採取した湖底の堆積物(乾燥後)の分析結果
■例えば、東電福島第一原発の北北西39キロメートルに位置する真野川のはやま湖
は、ひどく汚染されていることが確認されてきた。2012年の堆積物のサンプル調査の結果では、放射性セシウム濃度は 24,189 Bq/kg +/-5,636(湿重量)だった35。これは、この湖に生息する魚類が放射性セシウムを摂取したことを示す。O. Evrardら (2013) が結論づけるとおり、「汚染された堆積物が、貯水池にそして沿岸地方の河川流域に貯まっていることは、今や、最も重要な問題を代表している」のである。
結論
(原文URL)
(私見)
事故発生時の風向きがどうかだ。
西風が多いから、岐阜県も危ない。
と言っても、一番怖いのは空気。
人間は環境化学物質の83%を空気(肺)から取り込み、食品からは7%。飲料からは8%に過ぎない。私たちが一日に呼吸する空気は約20キロ。食べ物や水の摂取量のおよそ10倍。(村上周三 東大名誉教授)
(参照)
子供達の未来に対する責務 2013/10/20(日)
All Levels of Radiation Confirmed to Cause Cancer.
放射線のすべてのレベルで、がんを引き起こすことを確認。
The BEIR VII or seventh Biological Effects of Ionizing Radiation report on "Health Risks from Exposure to Low Levels of Ionizing Radiation" reconfirmed the previous knowledge that there is no safe level of exposure to radiation―that even very low doses can cause cancer.
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