乳がん:厚労省データは偽造か


今夏帰郷の折、この春に癌系で近所の人が亡くなっていた。
身体の異常は10年前から始まったという。

仏壇の前で遺族から死亡に至るまでの話を聞きながら、これまでの自分の得ている情報に幾つかの疑問が浮かんだ。

今回はその中の一つ。

長崎原爆の被爆者で、聖フランシスコ病院院長を務めた秋月辰一郎氏は、被爆直後から玄米飯に塩を付けて握り、濃い味噌汁を作り、職員のみならず入院患者にも毎食食べさせた結果、誰一人として被爆症状が出なかった。

秋田県は塩分の取りすぎと言われている。白いご飯が美味しいから、沢庵の漬物や、塩鮭、塩サバ、筋子などでご飯を食べると一層ご飯が美味しくなる。

それに、1980年代の東北の場合、朝食・夕食では、或いは夕食のみでもみそ汁を必ずと言っていいほど飲んだはずである。

それならチェルノブイリ原発事故での放射能秋田県に降り注いでも、無論、東北全県に降り注いでも、放射能乳がんにならない筈である。

それなのに、どうして主に東北の日本海側の各県で乳がんが多発したのか?

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日本の食生活か肉食や乳製品の摂取が増すにつれ、乳がんも増えることは例えば北欧の例で分かっている。その臨床例もある。

米国では、子供に牛乳を飲ませないように指導しているし、ましてや欧州でも牛乳を子供に飲ませない習慣になっている。

北欧では冬季に不足する蛋白質補給の為に、乳牛をチーズなどにして食す。
老いも若きも牛乳をがぶがぶ飲むのは日本ぐらいのものである。

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これまでに私のブログ記事で使ってきたグラフの一部を以下に掲示す。


他方、米国の原発を含む原子力施設の周辺では、乳がんが多発。
放射能乳がんが密接な関係があることは明らかにされている。

下の画像は、左が乳がん多発エリア。右が原子力施設。
イメージ 1

1986年のチェルノブイリ事故で、日本の主に東北地方の日本海側に大量の放射能が飛んできた故に、その事故の10年後、乳がん死亡者が一気に増えた。


チェルノブイリでは、原発事故から5年目以降、14歳以下の甲状腺癌が一気に増えた。


同じく5年目以降、成人の神経・精神・身体の疾患が一気に多発。


下のグラフの通り、1986年チェルノブイリ事故から10年後の1996年~98年、青森・岩手・秋田・山形・茨城・新潟では、乳癌死亡者が一気に倍増。


放射性セシウムは、国の食品への許容含有量は100ベクレルだが、その10分の1の10ベクレル以上を毎日摂取したら、体内に放射性セシウムは残り続け、常時低線量被爆状態となる。東北の日本海沿岸では、この常時低線量被爆状況となったのか。

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私見
チュルノブイリ原発事故から10年後、塩分を好み、毎日味噌汁を飲んでいる東北の日本海側の県で乳がん死亡者がそれまでの倍以上に増えたが、それは何故か。この時期の全国都道府県の乳がん死亡者数はどう変化していたのか。

その調査中、下のグラフに出会い、愕然とした。
イメージ 2

このグラフは、厚生労働省国立がん対策情報センターの作成した乳がん罹患率と死亡率である。

1986年チェルノブイリ原発事故から10年後の1996~98年に、東北の日本海沿岸では乳がん死亡者が倍以上になったのだが、全国集計では、1996年には寧ろ前年より死亡者が少なく、更に以後2年間の死亡者数も東北の例のような極端の変動は無い。

それは何故か?
ここで私は行き詰ってしまう。

東北の各県の乳がん死亡率は、人口10万人当たり12人以上の県だけを抜粋したもので、11人以下の県は表示されていない。当然に、1996~98年では全国的に乳がん死亡者数は激増したはずである。

と言うことは、厚労省の公表するデータは捏造されていると言えるが。

今回の記事は、ここまで。


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以下は、聖フランシスコ病院院長を務めた秋月辰一郎氏の味噌の効用の展開図書や、それに基づく広島大学原爆放射能医学研究所の研究論文の一部抜粋


死の同心円―長崎被爆医師の記録 (長崎文献社名著復刻シリーズ 2) 
単行本 – 2010/7 秋月 辰一郎  (著)


秋月辰一郎博士は、長崎の原爆で被曝した患者に、塩辛い味噌を投与しました。また、秋月博士自身も原爆で被曝しました。 

博士は焼けただれて痛がる人々に、「水を飲んではいかんぞ!」と大声でどなった。おそらく直観的に、血液の濃度を保ち、血液を水でうすめることなくガードしようとしたのだろう。((注)たしかに戦地で、傷の深い重傷の兵士に水を飲ませると、すぐに死んでしまうという記録がある)

さらに博士は、次のように職員に命令したという。
「爆弾をうけた人には塩がいい。玄米飯にうんと塩をつけてにぎるんだ。塩からい味噌汁をつくって毎日食べさせろ。そして、甘いものを避けろ。砂糖は絶対にいかんぞ」

放射線宿酔」と呼ばれるレントゲンを受けたあとに起こることがある全身の倦怠や筒宇などの症状には、体験上、生理食塩水より少し多めの塩分を含んだ水を飲むとよいということをとっさに思い出し、原爆の放射能から体をガードするには、塩が有効であることを推理したのだ。

みそ汁の具は、カボチャであった。のちにわかめのみそ汁も多くとったらしい。砂糖を禁じたのは、砂糖は造血細胞に対する毒素であり、塩のナトリウムイオンは造血細胞に活力を与えるという、彼自身の食養医学によってである。

すると、どうであろう。そのとき患者の救助にあたったスタッフらに、原爆症の症状が出なかったのである。ふつうなら、しだいに原爆症の症状が出て、進行してしまうところなのに、彼らはそれからのち、ずっと現実に生き延びているのである。

このことは、私にとって大きなショックであった。食というものによる、見かけからはなかなかわからない「体質的な強さ」というものの思い価値を知り驚嘆した。ちょっとした体質のガードが、明らかに生と死を分けているからである。

博士は人間の体質にとって味噌が実に大切であると説き、後にこう語っている。
「この一部の防禦が人間の生死の境において極めて重要なのである」
(秋月辰一郎著「体質と食物」クリエー出版部刊)

博士の書いた「長崎原爆体験記」(日本図書刊行センター刊「日本の原爆記録」第9巻に所収)という本の英訳版が欧米で出まわり、チェルノブイリ原発事故後ヨーロッパで日本の「みそ」が飛ぶように売れたということはあまり知られていない。

   ☆ 

※(ある説)
上記のよう、原爆で被ばくされた方が、味噌や豆腐、玄米などといった日本古来の食材を食したことで被ばく症の発症を防ぎ長く健康に生きたわけですが、なぜこれらの食材で放射能に打ち勝つことができたのか?

それは「ジピコリン酸」という特殊物質にあります。
味噌、納豆などの食材には、このジピコリン酸が含まれており、ストロンチウム90などの放射性物質を体外に排出する作用があるとされています。

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放射線や発がん物質が消化管におよぼす障害作用を、みそはどこまで防げるか
秋月先生の著書「体質と食物」に触発され、「放射性物質を除去する味噌の効用、発がんを予防する味噌の生理作用」他を科学的に証明した広島大学原爆放射能医学研究所・環境変異研究分野名誉教授渡逞敦光先生の研究や、同予防腫瘍教授伊藤明弘先生の研究実験結果(マウスによる数々の実験です)。


●発酵食品並びに成長因子を用いた放射線障害の防御作用の開発
広島大学原爆放射能医学研究所細胞再生学研究分野 渡逡敦光
発酵食品である味噌は仕込み直後の味噌に比べて260日間熟成させること により放射線照射後の小腸腺嵩再生や生存率を高めた。
 この結果は産地の違い はなく熟成が大切であることが判明した。有効成分の分画を試みたが、小腸腺 高再生や生存率の効果が異なる分画にあることが示唆された。 しかしどの様な 物質が効果を示すかは不明である。

伊藤明弘広島大学原爆放射能医学研究所教授が専門情報誌「みそサイエンス最前線」に、「味噌による放射性物質の排泄効果」を発表した。味噌の持つ成分にその秘密があるという。こんな内容だ。

放射性物質たんぱく質と結合しやすいという特徴がある。この働きをしている味噌の成分が多糖類やピラジンなど。その働きによって、汗や尿として排泄される。また味噌に含まれるジコピリン酸には放射性物質を除去する働きがある。さらに味噌にある酵素は強い解毒作用を持っており、これも放射性物質を体外に排出する」

 長年、味噌の機能性として放射性物質を除去する作用があることを研究してきた広島大学原爆放射能医学研究所には、被爆に悩む人たちから「味噌のおかげで、後遺症が少なくなった」という声が寄せられているというし、またチェルノブイリ原発事故の際、北欧では放射能障害を予防するために、多くの人が味噌を摂り効果が見られたというのだ。

 ただし効果を期待するためには味噌を毎日摂る必要があるそうだ。


(追記) 2016.09.14 (水)

国の発表する癌データは、先ずは、疑うべし。


国立がん研究センターは、2010年の独立行政法人化する前から、企業からの寄付金集めに奔走していた。故に、寄付した企業の、例えば乳がんや肺がんなどのデータや医薬品メーカーなどの薬効データなどは、寄付した企業に都合が良いように改ざんされて発表される可能性が強い。特に昨今、他業界の大手企業からの寄付金が減っている故。

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国立研究開発法人国立がん研究センター、National Cancer Center 

日本の国立研究開発法人。日本におけるがん征圧の中核拠点として、がんその他の悪性新生物に対する診療、研究、技術開発、治験、調査、政策提言、人材育成、情報提供を行う。

厚生労働省直営の施設等機関であった旧国立がんセンターは、2010年からの独立行政法人化後、数々の改革を経て、2015年から国立研究開発法人に移行している。  
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ご寄付のお願い

1.理事長メッセージ
がんと共生する社会を迎えて
(本文省略)

国立研究開発法人 国立がん研究センター
理事長 中釜 斉



(参考)
秋月辰一郎氏は味噌が健康の要諦と証言した名医
毎朝の味噌汁が健・不健康の鍵 (秋月辰一郎 著「体質と食物 健康への道」)

ガンは医師が造る 2016/7/20(水) 
ガンジダ説
がんとは、細胞の突然変異によって増殖した細胞の組織塊である悪性腫瘍が引き起こすものではなく、真菌の組織塊が、免疫力の低下などで内部臓器内で増殖拡大する現象である

女性と消化器がん

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