大阪)モリンガ、ベランダで越冬
昨年春、原産北インドのモリンガの種子を50個程蒔いて、発芽したのが10個。鉢に移植し、その中で育ったのが5個(5本)。処が、そのうちの2本が間もなく枯れ、残る3本がまともに成長。そして越冬。
本当は、家の中に入れて越冬させなきゃ、寒さで死んでしまうとのことでしたが、元来のズボラで、ベランダで裸のまま冬を迎える。
3本共に木の高さは1m50cm程。マンマがベランダのクンシランを透明なビニール袋で覆う時に、モリンガも大きなビニール袋で覆い、ガラス戸に寄せておく。
正月の頃のモリンガは、生気の全く無い黄土色の枯れた柴木でしたね。
やはり、ベランダでの越冬は無理だったのか。
二月になって何度か霜がおり、もうすっかり諦めていましたね。
一方、同じくベランダの君子蘭は一月早々から順次開花を始めました。
マンマが、もう春だから、君子蘭の透明の袋を除去しようって三月中旬、ついでにモリンガのカバーをめくってみたら、枯れ木だったモリンガの幹がうっすらと緑がかっていて、それに木の先端に芽が出ているとのこと。
びっくりしましたね。
米粒ほどのウドの芽みたいなものでしたが、感激でした。
その昔、降雪の激しい二月の札幌雪まつりの初日、苫小牧から荷揚げした我が家の引越し家財の中の君子蘭は、凍結で葉が枯れ落ち、一輪咲かせてから息絶えましたから、今回も、生き返ることは無いと思っていましたからね。
(参考)
私の履歴書・263
茎だけのクンシランが咲く 2010/5/25(火)
でも残念なことは、三本のうちの最も細い鉛筆ほどの太さの一本は枯れたままでした。太いマジックインクぐらいのが一本と、細いマジックインクぐらいの一本の計二本は無事越冬できました。
(3月27日のモリンガ)
(左の画像)白い矢印の二本が無事生還。(右の画像)その二本の内、若干太く芽が出ている方を1m50cmの高さから下をパチリ。芽の長さは4cm程。
尚、細いマジックインクぐらいの方は、枝に芽らしきものはあるのですが、未だつぼみのような茶色いままです。気温が20度Cを超える日が続いたら芽が吹き出るでしょう。
(追記)
冬のモリンガと実がなるミニトマト 2016/12/10(土)
次は、ベランダのパセリとネギの画像です。
(パチリ日、3月27日)
パセリは去年の初夏に種まきしたもので、無論、夏や秋に毎日僅かですが爺婆分を摘みますが、冬になり、寒くなったら急に繁茂状態。4月の今もそうです。セリ科の一種で二年草ですので、然も手間いらずですので、今年もこのままで楽しめそうです。
✩ ✩ ✩
尚、パセリの食用効能に関してウイキペデイアより一部抜粋すると以下のようで、色々な効果があるようですが、食べ過ぎは寧ろ害悪になるようです。
(パセリの効果)
堕胎効果を持つアピオールを多く含むため、中世では堕胎薬の原料とされた。通常摂取される量では問題ないが、薬効を期待して過剰に摂取したり精油を摂取することは危険とされ、特に妊娠中と授乳中の女性は避けるべきとされる。ドイツのコミッションEでは腎臓結石の治療薬として承認されている
栄養価は極めて高く、ビタミンA (βカロチン)、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンC など多くのビタミンを含み、カルシウム、マグネシウム、鉄などのミネラルも野菜の中でも屈指である。他にも食物繊維、葉緑素、カリウムなども含み、これら栄養素の含有量は、野菜の中でもトップクラスである。
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右の画像のネギ
このネギ、マンマの田舎から夏の終わりに送ってきたもので、上だけ食べて、根っこを鉢に植えました。
処が、ちっとも成長しません。
土壌が悪いのか?
肥料のやり方がまずいのか?
半分、諦めと言おうか、見放したと言おうか、ほっておいたら、真冬になったとたん、青々と伸びてきた。それぞれの植物にはそれぞれの成長適温があるのですね。
下の画像はクンシラン
たった一本の君子蘭を株分けしてきたら、どんどん増えるのでズボラをして放置してきたものの、10鉢40本ほどになったの。
これはどうにもならん。
このままではベランダが君子蘭に占拠される。
マンマが、半分をゴミとして捨てたの。
更に、今冬の12月中旬、一つの鉢に四~五本生えているそれぞから、一~二本、根っこからカットしたの。
そして袋をかぶせてベランダで年越し。処が、この茎をカットしたものは、いつの間にか成長し、然も、一月中旬は花まで咲くの。
カットした分の今は、それぞれ葉が20cmほどに成長。
それもそうだね。根っこが生きているから当然かも。