春画展:京都・岡崎入館列


昨日3月29日昼過ぎのこと、京都・岡崎の二条橋の上に人の列がある。
団体の観光客さんかと思いましたら、細見美術館の入館待ちの列だという。
無論、この美術館は朝から開いているけど。

今、京都市美術館ではモネ展ですが、これほどまで列を作るとは、一体、細見美術館ではどんな展示をしているのだろうと思っていたら、春画展だといいます。

そう言えば、大英博物館や、昨年、東京では熊本の細川家の春画などを展示したというニュースを読んだことがあるので、それが移動してきたようです。

それにしても、並んでいる人は中年以上のオッサンのみかと思いきや、4~5人の女性グループや、女性同士のツレらしきも散見され、寧ろ女性の数が多いような。

然し、平日に、然も、桜はまだチラホラなのに、今度の土日は花見がてら、入館待ちで凄い列となるかも。

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場所)京都市左京区岡崎最勝寺町6-3
東山二条東入る二条橋袂

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細見美術館 春画展(前期) 「肉筆画」 ユーチューブ 



春画に関しての私見の序


私が最初に春画を手にしたのが1994年2月。
当時の上司吉田専務から部長昇進祝いとして一冊の美術本を貰いました。
それが春画で、大きな分厚い表紙。すぐに何万円かすると直感。

吉田専務の言うことには「これを官庁や大きな組織の会長を対象とするセールス小道具として使いなさい」と薄笑いを浮かべながら私に渡したものです。

私は、そういうやり方のセールスは苦手で、以降、その春画本は、袖机の下の段に横にして置いていましたが、数ヵ月後、自宅に持ち帰り納戸の中へ。その内、マンマが捨てましたので、開いてまともに見たのは一度だけでした。

ところで、

春画というと、昔は花嫁道具の必携品で、結婚初夜の教育書でしたね。
私に言わせれば『春画源氏物語の原典』、と言ったら反発を喰らいそうですね。

持論は、これから書きますが、長くなりそうなので、紙面を改めます。
今日の夜までには書き上がると思いますが。