虫食いネギは肥料過多なの?


小学校高学年時代、オヤジに強制されて、三本鍬(くわ)で畑を打ったものだが、当時、虫がついた白菜の記憶はない。ところが最近の駅へ行く道沿いとか、水無瀬神宮に行く道沿いの畑の白菜は虫食い状態だった記憶。農薬を使っていないからと思っていましたね。


「虫食い野菜は農薬が少ない」は誤解だった――【農家の窓から】 

2014年11月26日

(一部抜粋)
虫も食べない野菜は農薬たっぷりで怖い、虫食いのある野菜は農薬が少ない“安全の印”……。そう思っている消費者の方々は多いことでしょう。農家である私も以前はそう思っていました。ところが、それは大きな誤解だったのです。

肥料過多が病害虫を呼び込み、農薬を多量に使う悪循環

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成長に必要な分以上にチッソ過多になると、害虫の好む「アミノ酸」や「アミノ酸アミド」が野菜の体内で発生して害虫が寄ってくる。

つまり、虫食いは「安全の印」ではなく「肥料過多の印」だったのです。

また、アミノ酸が作られる過程で細胞壁を作るのに必要な糖類が使われ、細胞壁が薄くなりそこから病気も呼び込んでしまいます。

肥料を抑えた野菜は虫食いが少なく、農薬の必要性も少ない

化学肥料であっても有機肥料であっても、チッソ過多になることは人間でいうと「メタボ」状態。また残留チッソ(硝酸態チッソ)の比率が高い野菜はブルーベイビー症候群(硝酸態チッソが赤血球の働きを阻害し、酸素が欠乏)を引き起こすなど、人体にもよくないとされています。

 ちなみに肥料を抑えて虫を寄せつけない野菜はずっしりしていて、細胞ひとつひとつがギュっと締まった感じでエグミがないのが特徴。農薬の必要性も少なくなります。こういった野菜がどんどん広がってくれればと思います。


虫食いネギも肥料過多なの?


なる程、ベビールーフを植えた時、年によってはアブラムシがいっぱい付く時と、全く付かない時があって不思議だったけど、そういうことだったかも。

この虫食いネギの画像は、昨年12月、地元の農家から野菜を買った時に、おまけとして貰ったものの一部である。

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農家の人が言うのは、「農薬を撒かなかったから、昨夜、虫(カメムシ?)がきて食べた跡で、今日、農薬を撒くからこんなことにはならない。」とのこと。

ネギも窒素肥料過多なら、虫がつくの?



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