自民・高村氏、甘利大臣議員辞職を後押し


自民・高村副総裁の発言には笑わせてもらいました。
甘利も甘利なのだが、高村も高村。


以下、その発言時の高村君のご立腹映像から一部を画像として抜粋。


自民・高村氏、甘利氏の疑惑めぐり「わなを仕掛けられた感ある」
01/23  FNN  (注)FNNのニュース動画は下記のURLをクリック。

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甘利経済再生担当相や秘書が、千葉県の建設会社から不正な献金を受けていたと週刊文春が報じた問題で、自民党の高村副総裁は23日、「録音や写真を撮られていたりと、わなを仕掛けられたという感があり、そのわなのうえに、周到なストーリーが作られている」との見解を示した。

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また甘利大臣が、自らの現金授受について、1週間以内に調査結果を公表する考えを示したことについて、高村氏は「正確な話をして、説明責任を果たすために、1週間欲しいと言っているのは、何の問題もない」と述べ、甘利大臣の対応に理解を示した。


吉本のバカ騒ぎネタよりも、甘美な高村君のお笑いネタ五点


第一点目、甘利君がこの程度の罠をも見抜けない程、無能であるということを高村君は宣言しているようなもの。無論、TPPでの甘利君は、米国に簡単に騙されていることを婉曲に表現している。

第二点目、甘利君の犯罪は、罠であろうがなかろうが、授受した金を記載せずという政治資金規正法違反であり、イコール、未記載分をインマイポケットしたことにより、あっせん利得処罰法違反が確定三式ドラドラなのですぞ。

第三点目、高村君は録音や写真を撮ったりの罠を仕掛けたのはけしからんと血圧を上げている。

分かり易く言うならば、泥棒が盗んできた札束を議員会館事務所に置いていたら誰かに盗まれた。事務所で盗んだ奴はけしからん!と言っているようなもの。

今回の件、罠でなかったら、何年にも亘って闇の口利き料を受け取ることは当たり前のことと言いたいようですね。

第四点目、ひょっとしてこのようなケースで高村君も裏金で貰っていた額が、甘利君の貰っていた額と比べると、誠に微々たるものなのでお怒りかも。

第五点目、高村君のこの発言の意味は、甘利君の金銭授受に関しては週刊文春の記事内容は事実であるということを世間に改めて宣言したもの。、ということは、甘利君の逃げ道は閉ざされた・・・。


甘利君の犯罪内容再確認


週刊文春より)
千葉県内の建設会社の総務担当者によれば、独立行政法人都市再生機構(UR)が行っている道路建設の補償を巡り、甘利事務所に口利きを依頼。過去3年にわたり、甘利大臣や地元の大和事務所所長・清島健一氏(公設第一秘書)や鈴木陵允政策秘書に資金提供や接待を続け、総額は証拠が残るものだけで1200万円に上るという。

2013年11月14日には、大臣室で甘利大臣に面会。桐の箱に入ったとらやの羊羹と一緒に、封筒に入れた現金50万円を「これはお礼です」と渡したという。

尚、これらの授受した金の大半は、甘利氏の政治資金収支報告書に記載はない。



(前回の記事)
そもそもTPPでの安倍&甘利タッグが問題 2016/1/21(木)