高齢者は故意にアクセルを踏み突っ込む


私見
高齢者となると、人によっては良好なる社会生活を送るために自己制御していた脳回路の部分が大きく退化する。

制御回路が退化した結果、時には本能剥き出しの脳回路が作動する故に、異常な行動に走り、或は怒りっぽく、或は突然切れたりする。

(注)高速道路の逆走の約7割は高齢者。
その内、健常者が7割。認知症者が3割。

認知症も然りである。
認知症とは、ただでさえ脳の退化現象の結果である。

更に輪をかけ、認知症の薬で制御回路は益々衰退する。
特に、人や物や社会に対して不満や恨みを抱いている場合は危ない。

これは制御回路の未成熟な若者にも言える。



《ある高齢爺の非常識な行動》

琵琶湖バレーでは、琵琶湖をほぼ見渡せる展望台がある。
イメージ 1

そこには木製のテーブルと椅子がセットされており、琵琶湖をを見下ろしながらの暫しの休憩や、持参した弁当の食卓となる。

イメージ 2

ある二人のご婦人が、ここで昼食をとり、去った直後のこと。
高齢の爺一人に同じくご婦人婆三人の四人連れがやってきた。

イメージ 3

と、この爺、いきなりこの木製のテーブルに上がり、琵琶湖を背景とした非美形ご婦人婆三人の写真を撮った。ご婦人婆たちの喜悦の声。

イメージ 4

な、なんというこっちゃ!
然も、土足のまま。

呆れ返って言葉が直ぐに出ない。

この行動を許したらいかん!
一歩前に踏み出したら、マンマに袖を引っ張られた。



私見
高齢者運転の悲惨な事故の大半の原因は、アクセルを踏み間違えたのではない。車道と歩道を間違えたのでもない。制御回路の退化の結果、感情の赴くまま故意にアクセルをメイチに踏み、通学の列や店舗に突っ込んだのである。赤信号突破も、高速道路の逆走も然りである。



《ニュース》
悲惨な交通事故 高齢運転者を社会で守れ
2015.11.2 05:02 産経

高齢の運転者による悲惨な交通事故が続いている。JR宮崎駅前では10月28日、73歳の男性が運転する軽乗用車が歩道上を暴走し、2人がはねられて亡くなるなど、7人が死傷した。

 31日には愛知県知立市で、76歳の男が運転するワゴン車が和菓子店に突っ込み、12人が重軽傷を負った。男は自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで現行犯逮捕された。

 宮崎の事故では男性が車道と歩道を間違えたとみられ、事故の2日前まで認知症の治療で入院していた。愛知県の事故で男は「ブレーキとアクセルを踏み間違えた」などと供述しているという。

 このほかにも、高齢者の運転による高速道路の逆走や信号無視による事故などが後を絶たない。



私見
認知症の薬が、いかに危ないものであるかは、医師が一番良く知っている。この薬の服用で本性むき出しとなり、不満鬱積に歯止めが効かなくなる。

認知症や精神病系の薬は、そもそもそれ用に開発されたものではない。毒薬のラベルを貼り替えたものである。特に脳回路の一部の機能を弱体化や破壊する。

認知症や精神病で入院していた患者が晴れて退院してから間もなく、大事件や大事故を起こす原因は入院中に欠かさず服用した薬にある。



認知症薬「適量処方を」 医師ら団体設立し訴え 
2015/9/26 21:11 日経

 認知症の薬を使用規定通りに投与すると患者が怒りっぽくなるなどの副作用が頻発しているとして、高齢者医療に携わる医師らが適量処方を推進する団体を26日までに設立した。全国の医師や患者家族に呼び掛け、副作用の実態調査に乗り出す。

 団体は一般社団法人「抗認知症薬の適量処方を実現する会」(代表・長尾和宏医師)。医師の裁量で患者に合った用量で使用できるよう国などに要望する。

 症状の進行を抑える抗認知症薬は4種類が承認されており、いずれも少量から始め、約1.7~4倍に増量するよう添付文書で規定されている。

 同会によると、規定量通りに投与すると興奮、暴力、歩行障害、飲み込み障害などが起き、介護の負担が増えることが多いという。逆に少量投与で改善する人もいる。

 添付文書に「症状により適宜減量する」と記載されている製品もあるが、規定より少ない量で処方すると地域によっては診療報酬明細書(レセプト)の審査で認められない場合があるという。〔共同〕

《ニュース》
認知症“発症後”に数回の事故 宮崎市暴走
日本テレビ系(NNN) 10月30日(金)10時35分配信

 宮崎市で車が暴走し、6人が死傷した事故で、運転していた73歳の男性は認知症の症状が出た後、複数回、事故を起こしていたことが捜査関係者の話でわかった。

 この事故は28日、軽乗用車が宮崎市の歩道を約700メートルにわたって暴走し、歩行者を次々とはね、女性2人が死亡、男女4人が重軽傷を負ったもの。(以下省略)



私も、自己制御回路が劣化気味である。ヽ(´▽`)/

尚、カーナビを使わないのは、行き先を打ち込むのが面倒なことと、案内音声が小うるさい。然も、案内音声に命令されるのが許せないからである。ヽ(´▽`)/

名神高速京都東インターを起点とし、湖西道路は福井方面に走っている。
拠って、このインターを出てからの道路標識は『湖西道路』

イメージ 5


画像はインターを出て直ぐの分岐路。
ここでは『湖西道路』の標識。

上の画像で、矢印の『湖西道路』に従って、高架道路を右まわりすると、直ぐに下の画像の信号付き分岐路(二番目の分岐)が待ち構える。

イメージ 6


ここでは一瞬ためらう。
『湖西道路』の文字が無い。

湖西道路ってここが起点ではなく草津
不意をつかれた感じだ。

それとも『湖西道路』はどこに消えたのか?
道を間違えたのか? と一瞬思う。

右か? 左か?

ここでは標識の文字を読まなければならない。
敦賀・今津の文字と、四日市草津の文字を。
それも青信号なら一瞬の内に読み、左か右かの判断をしなきゃならん。

左を走ると直ぐにまたまた分岐路(三番目の分岐)がある。
ここでは左『湖西道路』の看板がある。

その文字を見て、安堵する。と同時に、何故に運転者の立場から見た一貫性のある案内看板にしないのかと無性に腹が立つ。

※画像借用先 湯元館


名神高速道路を逆走したい衝動にかられた体験

我が家から出て名神高速を使う場合は、全て西行きであり、然も、三回に二回は走って5分少々の大山崎インターからではなく、茨木インターから名神に入る。

大山崎インターでは降りるのは問題はないが、ここから入るのが苦手である。
それは、ここはジャンクション(JCK)で、旋回道路幅が狭く、然も、合流したとたん次に分岐路が控えており、合流車と当たりそうになるからである。

イメージ 7


今回の琵琶湖バレー行きでは、大山崎インターから名神高速に入り、京都東インターから湖西道路に入ることにした。

案の定、恐れていたことが起きた。

道幅が狭い合流地で左下から飛ばして上がってきた前後連続した大型トラック2台と接触しそうになる。後続車が接近してきたから急ブレーキを掛けれない。

その状態で間近の分岐点に来たのだが、左の進路には入れず。
已むなく右の進路に入る。

つまり、京都・名古屋方面に行くべしが、逆の大阪方面に向かっているのである。
引き返すことは出来ない。

大山崎と茨木インター間の往復走行による無意味な高速代金。
それにガソリンと時間のロス。

天王山トンネルをくぐり、我が町の上を逆に走る虚しさよ。

ここで心の体験をした。
高速を逆走したい気分に。ヽ(´▽`)/

高速を逆走した爺の気持ちは分からんでもない。

(※)大山崎⇔茨木インター往復
距離   16km✖2
高速料金 680円✖2
所要時間 13分✖2



改めて言うと、彼らは知っている。
知っていてハンドルを握る。

認知症や精神病患者なら、人をひき殺そうが 『その時のことを全く覚えていない』 と言えば、無罪、もしくは罰金で済むことを。但し、病院送りとなるけど。