TPPで国を解体し企業が世界を統治す
先日、米国の市民団体パブリック・シチズンのウエヴサイトで秘密にされていたTPP条約の草案(26章)がリークされました。
結論から言うと、TPPの目的は、国という概念の破壊・解体です。
TPPとは、ロスチャイルド財閥とロックヘラー財閥に世界の富を一手に集め、そして彼等財閥により世界統治を図るシナリオの一つの場面に過ぎません。
彼等の更なるシナリオは、世界人口の9割削減です。
この草案が外部に漏れたものと言っていますが、私は、彼らが意識的に外部に流したものと思われます。彼らがよく使う手です。
注)安倍首相が、TPP交渉参加を急いで15日に表明したのは、このリーク内容が国民に知れ渡ると交渉参加表明が困難になると判断したからでしょう。
或いは、彼等国際金融資本から脅しをかけられたからかも。
密室で進む米国と環太平洋諸国の貿易協定がリークされました。
表向きは貿易協定ですが実質は企業による世界統治です。
企業に多大な特権を与え、各国政府の権限を奪うものです。
約600人の企業顧問はTPP情報にアクセス出来るのに、
米国の議員はできないのですね?
内容がひどいだけでなく私達の生存権を奪うツールです
これは1%が私達の生存権を奪うツールです。
600人の企業顧問にはTPP草案へのアクセス権を与えながら
上院貿易委員会のワイデン委員長はカヤの外です。
TPPを監督する立場なのに草案にアクセスできない。
製薬大手の特許権を拡大する条項も入手しました。
医薬品価格を急騰させます。
TPPはいわばドラキュアです。
陽に当てれば退治できる。
米国や全ての交渉国で市民の反対運動が起きます。
企業の権利の世界的強制なんて私達は許さない。
民主主義と説明責任に反します。
TPP交渉は3年目ですが、一行たりとも公開しない。
リーク草案が示唆するのは司法の二重構造です。
国民は国内法や司法を使って権利を譲り要求を推し進めますが
企業の特許化を保証する世界的な協定になりかねません。
TPPは強制力のある世界統治体制に発展する恐れがあります。
更に交渉のゆくえによっては既存の国内法が改変され進歩的な良法が無くなるばかりか新法の制定さえできなくなる。
医薬品や種子の独占権が強化され医薬品価格を釣り上げのため後発医薬品を阻止する案まである。
各国の金融規制も緩和させられ高リスク金融商品も禁止できない。
TPPは地方財政にまで干渉します。
全国で搾取労働の撤廃や生活資金を求める運動が広がる中でTPPは地域産業の優先を禁じます。
地産地消や国産品愛好は許されないのです。
環境や人権に配慮する商品も提訴されかねません。
TPPは企業に凄まじい権力を与えます。
過激な条項を推進するのは米国政府です。
何が起きているか人々に知って欲しい。
じっとしていたら確実にこのような世界となりますね。
(今日は記事を二回更新しています)
『子供の使い走り以下の前外務副大臣』