ソウルでも甲状腺がん多発なのに

 
私の11月のブログで、韓国の原発の度重なる事故とソウルでの高放射線量について記事にしましたね。
 
 
『ソウル市内の異常な高放射線量と技術』
 
①ソウルでも「高い放射線量」騒ぎ 東亜日報が社説で「自制」呼びかける
②韓国原発2基が同じ日に連続で故障…今年7回目
③即刻廃炉せよ!韓国原発事故「西風2メートル」で九州・四国35万人がガン死する!
 
11月2日ソウルでの高放射線を裏付ける事実として、甲状腺がんが韓国人女性の最も多く罹るがんになったという記事が韓国紙で報道されました。
 
『韓国女性は甲状腺がん日本の14倍、その理由が…』
2012年11月02日09時56分 
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
主婦のキムさん(43)は2カ月前に甲状腺がんの手術をした。もしかしたらと思って近くの病院で超音波検査を受けてからだ。
 
彼女は「このごろ友人に会うと甲状腺がんの検査を受けてみたらと薦める」と話した。キムさんだけではない。
 
甲状腺がんは韓国人女性が最も多くかかるがん1位になった。10万人当り59.5人(2008年基準)がかかるほど発生頻度が高い。
 
これは日本の14倍達する甲状腺がん入院患者数は昨年4万6549人で10年間に9倍増えた。 

  なぜなのか。韓国開発研究院(KDI)ユン・ヒスク研究委員は1日、「超音波診断機器が町内の病院まで拡大しながら行き過ぎた検査をするため」と推定した。「韓国1次医療発展方向の摸索」という報告書を通じてだ。 

  彼女は「外国では症状がない場合、超音波検査をしないのが一般的」としながら「1次医療機関が特定分野では過剰競争をして、他の分野ではすべき仕事をまともにできない現象が起きている」と指摘した。甲状腺がん診断は急増したが、ぜんそく・慢性閉鎖性肺疾患・糖尿合併症などは病院できちんと管理されず重症化して入院までしなければならない患者が多いということだ。経済協力開発機構OECD)にようとこのような疾患の管理水準はぜんそくの場合、韓国が28カ国の主要国のうち26位、糖尿合併症は24カ国のうち22位であった。 中略)
 しかしチャン・ハンソク延世(ヨンセ)大学医学部教授は「甲状腺がんの増加は医療機器の発達と組織検査技術の進歩に従ったこと」としながら「早期に発見して治療することががんを育てることよりはるかに良い」と述べた。彼は「日本は韓国より超音波検査費などが高いのであまり発見されない」としながら「内視鏡検査が増えながら胃がんの早期発見が増えて、患者生存率が高まったのを責められるのか」と話した。クォン・ヨンジンソウル大学医学部医療政策室教授は「甲状腺がんが短期間にこのように急増したがなぜそうなったのか、について分析さえしないでいる政府が最も大きい問題と指摘した
 
 
以上の事実を踏まえて下記ユーチューブをご覧下さい。
 

 
福島では、57000人の子供たちを検査。
42%以上の子供たちの甲状腺に、しこりやのう胞が見つかる。
対比、チェルノブイリ事故後は、0.5~1%の間だった。
 
注)既に二人に一人弱の子供が異常という途方もない現状。
 
然し、専門家の間からは高い数値の原因を尋ねる声が上がらない。
政府発表の測定した放射線量は実際の放射線量の5分の一。全く違う。
 
指摘されると、政府は公表した測定値の大半に誤りがあると認める。
 
どうしてこのような測定値なのかを政府に尋ねると
「(実際の5分の一低い数値発表は)国民が希望したから」との回答。
 
注)民主党政権のいう国民とは誰のことか?
 
政府お抱え鈴木教授は
「心配ありません。診断方法が大幅に改善されたから」と説明。
 
更に
「子供たちがヨウ素の多い海産物を多量に摂取したからかも」とのこと。
 
私見)福島の子供たちに甲状腺異常がこんなに出るはずはないと仰せの教授がいますが、もしもそうなら、3.11地震の数年前から福島の原発では高濃度の放射能を排出していたということではありませんか?
 
        ◇       ◇       ◇
 
日本の原発をどうするのかを各党が述べているが、現在も高放射線を浴びている子供達をどうするかについては全く蚊帳の外。
 
今も危機にあるのは福島の子供達だけではない。
関東・東北太平洋側の子供たちも甲状腺異常者は顕著なはず。
 
これに関しては、どこの政党も具体策を述べていない。
 
他方、何度も申しますが、原発反対の運動家と政党は、何故に中国や事故多発の韓国の原発にも反対運動を起こさないのか?
 
これらの国の原発が事故を起こすと、高濃度の放射能は日本に飛んでくる!
 
日本の原発は危険であるにしても、何故に中国と韓国の原発は安全で、あるいは正しいと言えるのか? その説明が無いのは何故か?
 
私は、原発反対運動家と原発反対政党には疑問を抱く一人である。