秋の玄武洞

 
 
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一度是非観た方が良いよとの仰せの方がいましたので足を伸ばして玄武洞へ。
 
〈アクセスマップ〉
〈住所〉
円山川東岸
 
以下、観光協会の説明文より
 
玄武洞は160万年前に起こった火山活動によって、山頂から流れ出したマグマが冷えて固まる時に規則正しいきれいな割れ目を作り出した物です。

6000年前、波に洗われて姿を現し、人が石を取ったために洞となったもので、数知れない六角形の玄武岩が積み上げられて不思議な美しさを見せています。
 
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 玄武洞の名は江戸時代の文化4年(1807)6月25日、幕府の儒官、柴野栗山によって命名され、また明治17年(1884)岩石の日本名を定めるとき、東京大学の小藤文次郎博士が玄武洞の名を用いて玄武岩命名し、今日の岩石名となっています
 
大正15年(1931)、京都大学の松山基範博士は、玄武洞の石の磁性の方向が今と反対の南を向くことを発見。新しい地球科学の頁を開きました。

  昭和6年(1931)2月20日には国の天然記念物に指定。この地域一帯は、昭和38年(1963)に、山陰海岸国立公園となり、現在に至っています。
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上の画像が玄武洞。古来、一種の石切場
この石は、一般的なものと違って、家の土台や漬物石の大きさ。
 
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玄武洞の左の洞。こちらは自然に出来た洞とのこと。
前を流れる円山川の堤防補強用とか石畳用に使われたとのこと。
無論、家の石垣や土台石や漬物石にも使われた由。
先ほどの石段の石もそう。
  
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玄武洞の右の洞。こちらは石を採る為に出来た洞。
何故に石が積み重なったように割れ目が入ったのでしょうね。
それに、積層がクロスしている。                 
 
 
玄武洞から徒歩3分。こちらの青龍洞は圧巻でした。
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           石の群れが天に向かって伸びる!
 
 
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じっと見上げていると、石、石、石が、天に向かって何かを叫んでいるような感覚に陥りましたね。
大自然が創造した一種の彫刻芸術でした。