政府とマスメディアが伝えない福島の実態

 
ブログ友mimiさんの転載記事を読みまして、私も転載させていただきました。
ブログ友mimiさんのブログ記事
 
枝野が「人体にただちに影響はない」と何度も公言した被爆の現実。
実態を隠し、再稼動に走った野田政権と、それをバックアップするマスメディア。日本人をこの世から抹消するシナリオが着々と進行中。
 
以下、転載記事。
 
             ◆
 
「お母さんたちをつなぐブログ」  2012年6月22日 より転載
 
福島県福島市から現在、兵庫県へ避難しているママからの貴重なコメントです。
マスメディアの報道だけを見ている皆さんも現実を知ってください。
ご本人からの許可を得て転載されているものです。

 
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私が福島にいる頃、子供たちが『ぼくたちどうせ死ぬんでしょ!?』などという台詞は日常的でした

初めは言葉に詰まっていた大人もだんだん
『そう、だから死なないように避難するんだよ』
という説得の言葉になりました

暑い夏も窓を閉め、長袖にマスクで授業を受けなければならない子供たち
体育も外遊びも一切禁止!

学校の校庭が使われないから背丈ほどの草が生えていました
子供たちが土や草木を触ろうとすると親はヒステリックに怒り、側溝の上も歩かせないように気をつけました

ガイガーカウンター(放射能測定機)を買い、
計ってみると驚くほどの数値が家の中でもあり、
 
みんな窓際から子供ベッドを部屋の真ん中に移し
食事にも神経を使い

家の屋根や壁は高圧洗浄機で除染をし
通学路の土を削り
せめてもと週末は他県に避難をし

そこまでしても、鼻血を出す子が続出し、
下痢、頭痛が止まらない子がたくさんいました

娘の友達が何人も白血病の初期症状と診断され、
甲状腺の異常が見つかった子もたくさんいました

母親たちはいてもたってもいられず避難しようとしますが、家庭や職場などで意見の食い違いが起こりあちこちで揉め事が絶えなくなりました

うちも避難はしたものの、震災後10ヶ月間もいてしまったので娘がいつどうなるかわかりません

娘は一生その不安を抱えて生きていかなければなりません

一番危険な10ヶ月、避難できず福島にいてしまった親としての罪、
無理矢理引き離して子供から全てを奪ってしまった親の罪

何が正しかったのか全くわからず、
どちらにしても子供には申し訳ないという思いだけです

報道も福島の現実はタブーとされ一切伝えられません

他県でも福島は閉じ込めておいて自分たちにふりかからなければいいという考えなのでしょうか?

また、今だに『大袈裟な』と思ってる方も多いのでしょう

原発再稼動などして、もし何かあったらどうするのでしょうか?
自分たちの所は起きないと思っているのですかね?

日本の中でこんなことが起こっているのに
なぜ日本人は目目を覚まさないのか
不思議でなりません

大飯原発
何かあったら神戸あたり風向きによってはかなり酷くなる可能性がある距離です
しかも避難区域にならないから一番悲惨でしょう
なぜ皆さん焦らず平和でいるのか不思議でなりません
 
                   以上で転載おわり