あれから早四年 JR福知山線脱線事故

JR福知山線脱線事故から、今日の25日で4年がたちました。注)2011年では6年
改めて亡くなった皆様のご冥福をお祈り申し上げます。

本日の命日にちなみ、四年前に掲載しました私の詩を、再度掲載させていただきます。

尚、その後、この事故で亡くなられた女性の方が半覚醒状態の時に現れました。
また或る日には、お名前と愛称をピンクのペンで書いた写真をも見せてくれましたね。



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JR福知山線脱線事故で、突然亡くなられた皆様に代わって ー 05.06.15 

詩「私のさよなら」



この世で生まれて幾年月 つらい時があればこそ 楽しい日々がありました あの日あの時あの瞬間 やさしいあなたよありがとう

この世をあとにしいくにちか 蓮の川はもうかなた お花畑は春霞...... わたしは舞うのよ蝶になり やさしいあなたをしのぶのよ


この世と別れの定めの日 天の迎えし車に乗り どんどん上がるの雲の上 あゝあなたがかすんでいく やさしいあなたが見えなくなる


この世にいつかいつの日か わたし帰るわ還ります........ 生まれ変わるの小鳥になり やがてあなたのそばに寄り やさしいあなたにいだかれるの




                                 作  水無瀬 より

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【詩「私のさよなら」について】

この詩は、一言も言い残す事が出来ず、突然、亡くなられた故人の為に書きました。 彼等にとって、最も心残りは、最も悔しいのは、この世を去るとしても、最後の言葉を、一言さえも言えなかった事、だと思います。

人の明日の存在は不分明。故に、何等かのものを書いておきたいと思っていましたが、今日、突然、五分で書けました。小学校以来、詩を書いた事がないのに。
           
この詩を書けましたのは、この六月十二日か十三日の夢で、このイメージが、スライドのように映し出されたからです。
恐らく、4月のJR福知山線の事故で亡くなられた誰かが、私に書かせたのでしょう。それとも五月の仙台の交通事故で、亡くなられた女子高校生の中の一人でしょうか。

残念なのは、JRの事故の場合、四十九日が、六月十二日でしたから、亡くなられた方達は、この詩を知らずに、天の使いと共に天空の彼方に舞い上がったものと思われます。
でも、私に託した方は、初盆には還って来ますから、それまでに、何等かの形で、この詩を彼等に読めるように、広めておきたいものと思っています。 送り火までに読んでくれることを、ひたすら祈りて。

最後に、

詩の中での「やさしいあなた」とは、亡くなった方の父母・夫婦・兄弟・子供・恋人・友人・知人を問いません。 この詩を読み、「あなたと思えるあなたが、やさしいあなた」なのです。 「あの日・あの時・あの瞬間」とは、やさしいあなたが、「そうと思えるあの日」であり、「あの時」であり、「あの瞬間」なのです。

                                   05.06.15 水無瀬 より