戦略無き町の立候補者たち

水無瀬に住んでから幾十年。
はるみちゃんが出馬をしましたから、我等番も初めて町長と町議会選挙に興味を持ちましたね。

さて、その選挙、今日は投票日。我が町島本町の選挙は、変わっていましたね。

選挙が始まった頃の夕方、買い物から帰ってきたマンマが言いました。
「選挙事務所の前で立っている人達、誰にも挨拶をしないのよ。おじぎも無し!」

そんな馬鹿な!と思いましたね。歩いて水無瀬神宮にお参りに行きました。
途中、六ヶ所の選挙事務所(水無瀬一丁目・二丁目、広瀬五丁目)を通りました。

何処の事務所でも通行人に挨拶をしないのですよ。成る程、おじぎもしない。
その他に、桜井二丁目の選挙事務所も同じでした。外でうろうろしているのに。

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その中でも、水無瀬一丁目では三つの事務所がほぼ隣接しています。

事務所の前で立っていた事務所の人が、私が2m程に近づいたら事務所に引っ込むのですよ。
最初、私の顔が怖いから、皆さん、避けたのかな?と思いましたら、全てそうなのでして安堵しました。(笑)

傑作だったのは、水無瀬神宮の帰りです。
広瀬三丁目の農家が連なるブロック塀に囲まれた路地(幅1m強、長さ100m)を歩いていた時。

向こうから町長選に立候補している現町長が数人を引き連れて歩いてきました。
「ぬくもりのある街!」なんてガナリ立てながら。

3m程の距離に近づいた時に目が合いました。
そして、狭い路地ですから肩が触れんばかり。

すれ違いざまに、蚊の鳴く声で「宜しく!」と言って通り過ぎて行きました。
取り巻き連中も然り。何の声も挨拶もおじぎも無し!!

他方、最終日の昨日の昼に偶々JR島本駅から西国街道を南に歩きました。
この街道沿いの青葉一丁目には二箇所の選挙事務所がありました。

この二箇所では、通行する全ての車・バイク・自転車・人に「宜しくお願いします」と大きな声をかけておじぎをしていました。


処で、外から聞こえてくる各候補者の宣伝車での叫び声の呆れたのを六つ。
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「心を込めて****(候補者の名前)の応援、宜しくお願いします」
←ふぅ~~ん、町民は応援するのに、心を込めなきゃならんのかいな!!


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「大きな声でなく、小さな声を大切にします」
←ふぅ~~ん、大きな声を出すと無視されるの?
それじゃあんたの拡声器での大きな声はどうなるのじゃ?


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「私は町民の為に、JR島本駅にEVとエスカレーターを付けました。今、阪急水無瀬駅に取り付け中です。もう直ぐに完成します」
←あんたの金で取り付けたのではない。我々町民から徴収した税金でだろうに。この選挙対策用に。


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「皆様の小さなご意見のある方が支えです」
←小さな意見とは?? 大きな意見とは?? その違いは何なの?


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島本町を変えます」
←どういう風に?


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「私、これからは町民の皆さんの意見を聞いてから活動します」
←ポリシー無しに立候補? 今までは、町民の声を無視していたの?

聞いていると呆れる事ばかり。
候補者の皆さん、誰も戦略家がついていないのですね。