年金記録はこうして消えた!

記録漏れが問題のようですが、それは職務怠慢。
それよりも、記録の捏造を調べるのが先ではないですか?これは、刑事事件ですよ。


では一体どういう風に、年金の記録の捏造が行われたかの一つの実例を書いてみました。
何年の何月と申しますと、直ぐに誰かが分かりますから、それは差し控えます。





国会議事堂の西側に、議員会館衆議院第一・第二・参議院)があります。
ここに全国会議員の事務所があり、公設秘書もここに居ます。


或る日、その後大臣をやられた方のこの事務所を定期訪問した時の事です。


ある議員の公設秘書が、私と話し中でしたが、電話がかかってきました。
その電話が終わってからの事です。


私「何か、ややこしい電話でしたね」
秘書「選挙区の後援会の方からで、年金の掛け金を納めていな方がいて、何とかならないか?と言う話しなのだよ。(私に向かって)ちょっと待っていてや。」とブツブツ。


そして彼は厚生省(当時)のある部署の課長補佐に電話を入れたのです。
そして折り返し、先程、電話がかかってきた後援会の人に電話をしたのです。


「○月○日○時、上京して、厚生省○○部署の○○課長補佐に会う様に。」


それから二ヶ月程してから、この議員会館事務所を再訪しました時に、先日の件、どうなったか聞きました。



 結果を先に言いますと、全てうまくいったとの事です。
そして、年金を貰えるようになった方が、お礼に、この議員会館事務所に来たそうです。



 奇しくも、私の知っている課長補佐でしたので、それから課長補佐を訪ね聞きました。


課長補佐は、訪ねてきた方(名前は佐藤さんだったと思いますが?)を、同じ合同庁舎の社会保険庁に連れて行ったそうです。


社会保険庁では、佐藤さんの地元の社会保険庁の出先に連絡し、後日、佐藤さんは、地元のこの出先を訪問し、そこで年金受給資格を得たそうです。



後日、不思議に思い、改めて、議員秘書に聞きますと、佐藤さんは、五年分程の掛け金の払いで済んだそうです。


この公設秘書は言いましたね。
「僅か五年分の払いで、一生年金が貰えるのだよ。個人献金なんて、それに比べたら安いもんだよ」



これ、何を意味しているか、お分かりですね。社会保険庁の出先で端末をどう操作したか。
結果、代わりに、永年払い続けてたが五年前から未納の誰かの記録が瞬時に消えたのですよ。



社会保険庁の出先である地方社会保険庁に職員として勤務していた皆様へ!

事実を話して下さい!不正に年金を受給している人をご存知でしょう!あなたは、これを許すのですか?記録が消えた人を救うのが、あなたの人間としての道!