2007-06-17 水無瀬の芸術の渓谷① 水無瀬散策紀 #夏 水無瀬の渓谷は、今、ニャンコに「マタタビ」で、斜面は白いペンキで散りばめていましたよ。 最初に紹介する水無瀬の渓谷の芸術家は、蜘蛛さんです。 この辺が、箱根の彫刻の森との違いですね。 この蜘蛛さんは、詩人なのです。 この光景、芥川龍之介も観たでしょうね。 谷間の強い風を待っているのですね。 彼の仕掛けは風に流すことなのですね。 ひとひら、またひとひら。あわれ、花びらの世界ですね。 こちらの蜘蛛さんは、哲学的空間芸術。 かすかな風に、そっと揺らめく。 我が人生を振り返るその一瞬ですね。