セブンーイレブン鈴木会長
今日は連載二十回目であるが、下記六回目の記事で、こわおもての鈴木さんに、より親しみを感じる。
☆ ☆ ☆
彼は、高校時代、生徒会長。入学式で、生徒会長として壇上で歓迎の意を表明して、最後に「歓迎の辞」と締めくくるところを、「送辞」と締めくくったようだ。
これを読んで、成る程、鈴木さんも人の子。
私の場合は、前日がある告別式の進行役。
翌日は、300人程の祝賀パーテーの進行役。
こういう役目は、本職とは全く無縁なのだが何故かそうなった。
翌日は、300人程の祝賀パーテーの進行役。
こういう役目は、本職とは全く無縁なのだが何故かそうなった。
その祝賀パーテーの席上、「祝電を読ませていただきます」と言うべきところを、「弔電を読ませていただきます」とやってしまった。私も、人の子である。
☆ ☆ ☆
商談日、階段をあがると、狭くて薄暗い廊下に、七十人前後のバイヤーが並んでいる。
彼は、その廊下の手前の会議室と奥の商談室との往復。何しろほぼ一人で対応なのである。
彼は、その廊下の手前の会議室と奥の商談室との往復。何しろほぼ一人で対応なのである。
私は、その列に並ばず、彼の会議室から出て来るところを立って待つ。
彼が、会議室から出てから、奥の商談室に歩きながらの最初の十五歩が我の商談時間。
彼が、会議室から出てから、奥の商談室に歩きながらの最初の十五歩が我の商談時間。
或る日の十五歩の会話の場合。
彼「提案書をA4一枚。箇条書き。見積書と一緒に持って来るように」
私「期限は?」
彼「明後日」
私「時間は?」
彼「午前十一時。午後の会議の前に読んでおきたい」
私「直接ですか?」
彼「○○さん(女子事務員)に渡しておくように」
私「期限は?」
彼「明後日」
私「時間は?」
彼「午前十一時。午後の会議の前に読んでおきたい」
私「直接ですか?」
彼「○○さん(女子事務員)に渡しておくように」
これで一件落着なのである。
宿題の書類を指定時間までに持参。後日、発注書が発行される。
宿題の書類を指定時間までに持参。後日、発注書が発行される。
改めて、彼の「私の履歴書」を読んでいると、当時の彼の行動や物の言い方等が、今、初めて理解出来るのである。
彼とセブンーイレブンの更なる飛躍を陰ながら期待す。