今、憲法九条改正の是非論


70年以上経過した日本国憲法は、9条だけが巷の争点だが、9条のみならず、各条項多岐に亙り点検・再検討が為されなければならないのは当然である。

日本国憲法. 昭和21年11月3日公布昭和22年5月3日施行

現在の日本国憲法は日本人が作ったと宣う輩がいる。
これは考えなくてもたわ言と分かる。無条件降伏した日本に、自ら憲法を作らせる程、米国は寛容ではない。(註1)

もしも、日本人が原案を作成し、それをGHQが了承したならば、その日本人とは、戦前戦中を通して米国のスパイとして国の要職を占めていた者に他ならない。(註2)

日本帝国海軍の総督・山本五十六のように、ルーズベルト大統領の指揮下、無意味な真珠湾攻撃を決行し、反戦の米国世論を一瞬にして参戦に導いたように、外国人のスパイとして行動した者は当時の政府の要職に多く潜む。(註3)

然も五十六は、肝心の真珠湾攻撃の戦略としてはありえない第二波、第三波攻撃を中止させ、真珠湾の燃料補給地と戦艦などの補修基地の保全を図った。(註4)

のみならず、世界最強の帝国海軍の航空母艦隊を、これも戦略的に全く無意味なミッドウェー海戦護衛艦をもつけずに敵の爆撃機の餌食とし壊滅させた。(註5)

そもそも日本では、海軍さへこういう状況だった故に、戦前戦時中に米国やソ連と通じる政府の要職者がいても不思議ではない。(註6)特に、中国での麻薬取引で米国と提携していた者が、戦後、首相になったことでも明らかである。(註7)

即ち、昭和21年に公布された日本国憲法の基本は米国が創ったもので、それに日本人がどうのこうのという内容は、捏造されたものである。(註8)

換言すれば、日本国憲法とは、日本並びに日本国民が、二度と米国に歯向かえないようにするための基本書である。(註9)

憲法第9条戦争放棄や、第24乗の家庭生活に於ける両性の本質的平等などはその典型的な例である。

24条の前例は米国憲法にある。米国の夫婦平等の条文の意図は、夫婦が争うことによる家庭の崩壊と、それにより国家の破壊へと導くためと別途明確に書かれている。(註10)

これらのことは、GHQの日本戦略からも言える。(註11)

他方、日本には米軍キャンプが常駐し、米国が日本を軍事的に支配している非独立国である。何度も言うように、サンフランシスコ条約で、日本国民は主権を持つが、日本国に主権があるとは書かれていない。(註12)

この米国の植民地的立場の日本を継続したいなら、現行憲法で良かろう。だが、日本国の真の独立を期すならば、憲法改正というよりも、新たな憲法の作成であろう。

以上が、私の憲法に対する持論だが、近視眼的には事態が異なる。オバマ大統領までのシオニスト米国ユダヤ金融資本(ロックフェラー、ロスチャイルドなど)は、オバマFEMA(註13)に代表されるように、米国を分裂国家とし弱体化し、他方、中国に世界の覇権を委ねる(註14)というものであった。

かってシオニスト米国ユダヤ金融資本がナチスに資金を提供(註15)したのとは理由が異なる。ナチスに米国ユダヤ金融資本が資金を提供したのは、イスラエル建国の為の国家の誕生に必須の国家の3要素(領土・国民・政府)の内の最も困難な「国民」を創出させる為に、ヨーロッパ全土から無理やりユダヤ人(いわば「羊」)をかき集めるためである。(註16)

そこで「ドイツ民族を牧羊犬シェパード」に仕立て上げて、パレスチナの国土と狙いをつけた土地(戦後独立したイスラエル)にドイツなどに在住する民間ユダヤ人「羊」を追い立て誘導する「牧羊犬」に育て上げる「調教師ヒトラーとその親衛隊ナチス」を作ったのである。

更に戦後、特にユダヤ金融財閥指揮下のオバマ大統領はテロ要員を米国内で養成し、中東に送り込み、テロ国家イスラム国(SIS)を創った。更に軍需物資や資金を供給し続け、中東を常に紛争状態「はちみつの巣」状態にした。(註17)

これは、イスラエルの領土拡大と、アサド大統領のシリアの石油利権の奪取を目的にするものであった。(註18)

翻って、今の日本の状況はどうであろうか。

先ずは、予め下段に記載したジョセフ・ナイ著「対日超党派報告書」をご拝読下さいましてから以下の文をお読みくださいますようお願いします。これは7年前に本ブログで掲載したものですが、再掲載したものです。

確かにこの報告書の英文での原本を見つけることは出来なく、その真偽について問題がある。としても、充分考えられるシナリオである。

これが今、現行の日本国憲法第9条を小手先で改正した後に待ち受ける事態である。

北朝鮮の原爆、並びにIBMの発射などは、日本が第9条改正を促進させるための仕掛けという見地から視たら分かり易いであろう。このことは、私がこれまで何度か述べてきたことではあるが、北朝鮮の背後にいるのはユダヤ金融資本である。(註19)

尚、下記ジョセフ・ナイ著「対日超党派報告書」には、東シナ海日本海近辺には未開発の石油・天然ガスを狙って(註20)の日本を戦争に巻き込むというシナリオだが、それだけではない。

(註20)尖閣列島隣接エリアで、合弁企業:中国とロスチャイルドアメリカの会社(テキサコシェブロン)が原油を生産している。

日本は米国ユダヤ金融財閥企業から、数百兆円規模の戦闘兵器を購入しなければならない。それもプレミア付きで。先ずは、これだけでも彼らは莫大な富を得る。

附記としては、ロシアの共産主義国家:ソビエト連邦や、共産党中国は、米国ユダヤ金融財閥企業が武器と資金を提供したもので、特にソ連では革命政府の要職は、米国から居住してきたユダヤ人で占められていた。(註21)(註22)

もう一つは、ロスチャイルドの母親の言葉
『私の息子たちが望まなければ戦争が起こることはありません』(註23)

※時間が無いので、(註)文は近日中附記します。尚、(註)文は私がこれまでに記事にした内容です。

2008年4月14日 
日本と中国の戦争を画策する者達

ジョセフ・ナイ著「対日超党派報告書」
― Bipartisan report concerning Japan ―

この米国政府の戦略文書は、かつてCIAを統括する米国大統領直属の国家安全保障会議NSCの議長で、同時に東アジア担当者であり(クリントン政権)、後に安全保障担当の国防次官補であったジョセフ・ナイが、米国上院下院の200名以上の国会議員を集め作成した、対日本への戦略会議の報告書である。

 ナイは現在、米国の政治家養成スクール、高級官僚養成スクールであるハーバード大学ケネディ行政大学院の院長であり、そこから輩出された無数の政治家・行政マンの司令塔となっている人物である。この人物が「事実上」、米国の政策を起草している。

 その内容は以下の通り。

1、東シナ海日本海近辺には未開発の石油・天然ガスが眠っており、その総量は世界最大の産油国サウジアラビアを凌駕する分量である。
 
米国は何としてもその東シナ海のエネルギー資源を入手しなければならない。(註1)

2、そのチャンスは台湾と中国が軍事衝突を起こした時である。
当初、米軍は台湾側に立ち中国と戦闘を開始する。
 
日米安保条約に基づき、日本の自衛隊もその戦闘に参加させる。
 
中国軍は、米・日軍の補給基地である日本の米軍基地、自衛隊基地を「本土攻撃」するであろう。本土を攻撃された日本人は逆上し、本格的な日中戦争が開始される。

3、米軍は戦争が進行するに従い、徐々に戦争から手を引き、日本の自衛隊と中国軍との戦争が中心となるように誘導する。

4、日中戦争が激化したところで米国が和平交渉に介入し、東シナ海日本海でのPKO(平和維持活動)を米軍が中心となって行う。

5、東シナ海日本海での軍事的・政治的主導権を米国が入手する事で、この地域での資源開発に圧倒的に米国エネルギー産業が開発の優位権を入手する事が出来る。

6、この戦略の前提として、日本の自衛隊が自由に海外で「軍事活動」が出来るような状況を形成しておく事が必要である。

 以上のように、米国は日本海の「パレスチナ化」計画を策定しており、米国は日本を使い捨てにする計画である。そして、この計画の下に自衛隊の海外活動が「自由化」され始めている。

 上記の米国エネルギー産業とは、もちろんロックフェラー=ロスチャイルドの事を指している。

 このロックフェラー=ロスチャイルドの利権のために日本軍と中国軍に「殺し合いを行わせる」、これが米国政権中枢の戦略文書に明確に書かれている。
 

これを読むと世界のどこかで戦争が何故起きるのか、分かるでしょう。

(註1)
(註2)
(註3)
The attack on Pearl Harbor is the strategy of President Roosevelt
真珠湾攻撃は、ルーズベルト大統領の戦略
(註4)
山本五十六記念館『赤い日本人形の秘密』 2016/9/13(火) 
(註5)
(註6)
(註7)
(註8)
(註9)


日本の領土・尖閣諸島を狙う中国の背後にいるのは米国 2012/7/26(木) 

(註10)マイヤー・アムシェル・ロスチャイルド 
25ヶ条の世界革命行動計画  (1773年)

第10条.我々は「自由・平等・博愛」という言葉を大衆に教え込んだ最初の民族である。今日に至るまで、この言葉は愚かな人々によって繰り返されてきた。
ゴイム(家畜、大衆)は、賢者であると自称する者さえ、難解さゆえにこの言葉を理解できず、その言葉の意味とその相互関係の対立に気づくことさえない。 

「自由・平等・博愛」のための場など自然界に存在しない。
これは我々の旗を掲げる軍隊を我々の指示と統制のもとに置く言葉である。

アメリカの男女平等はロックフェラーの洗脳(陰謀)だった。1960年代から始まったアメリカ流男女平等は、アメリカ人を家畜扱いするためのロックフェラーによる心理操作であった。これはHenry Makowの著書にも書かれている。
(註11)
(註12)
(註13)
(註14)
(註15)
(註16)
(註17)『スズメバチの巣戦略』
Snowden said intelligence services of three countries created a terrorist organisation that is able to attract all extremists of the world to one place, using a strategy called “the hornet's nest”. 

スノーデンはこの3カ国(米国CIA、英国MI6、イスラエルモサド)の各国諜報機関は、「スズメバチの巣」と呼ばれる戦略を使用し、一つの場所に世界のすべての過激派(テロ組織)を誘致することが可能であるテロリスト組織を作ったと言っている。
(註18)
(註19)
(註20)
(註21)
(註22)
(註22)
(註23)『私の息子たちが望まなければ戦争が起こることはありません』
          ~ グートレ・シュナッパー ~
この言葉は、初代マイヤー・アムシェル・ロスチャイルドの妻であり、国際銀行でヨーロッパを支配した5人のロスチャイルド兄弟の母であるグートレ・シュナッパーのもの 。

近代に起きた世界中の戦争はすべて、彼女の言葉通り、彼女の息子たちが支配する国際金融権力によって、立案され、計画された。

金が無ければ戦争は出来ない。単なる小競り合い程度で済む。処がロスチャイルドが当事国に戦争に必要な「資金と武器」の供給にいたるまで全て支援をしたら、小競り合いは豹変する。つまり紛争の両国に戦車や爆撃機を与えたら紛争は一気に戦争となる。無論、ロスチャイルドは資金と武器の供給の条件として、ロスチャイルドの意向を受けた政治家が両国に配される。