日経は中国のプロパガンダ


見事!日経は中国のプロパガンダであることを実証してくれた。

先日、漫画家孫向文氏のツイートを見て、香港のデモ隊の実態を確認してみた。

孫向文
@sun_koubun
いつもファーウェイ万歳と持ち上がる日本経済新聞、どうやって「千人以上の暴徒」を数えたか、香港の発表は50人弱ですよ

(当該、日経の記事)

香港、デモ隊が議場突入 警官隊が強制排除 
日経 2019/7/1

【香港=木原雄士】香港の中国返還22年を迎えた1日夜、若者ら千人以上が暴徒化して立法会(議会)の建物になだれ込み、議場に突入した。中国本土への容疑者移送を可能とする「逃亡犯条例」改正案の完全撤回や、行政長官の辞任などを求めた。香港警察は2日未明、催涙ガスを使って周辺に居座っていたデモ隊を強制排除した。(中略)
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私見1)立法会(議会)の建物の防護塀を壊そうとしているのは、僅か2~3人に過ぎない。彼らの回りを取り囲んでいるのは報道陣。

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私見2)立法会(議会)の建物に千人が侵入し、なだれ込んだと日経は称しているが、建物内部にいる者の大半は、予め待機していた警備員と報道陣。予期していたかの如く。

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私見3)なだれ込んだら議場内は混乱しているはず。だが、議場内は平穏そのもの。スマホをいじっている者さえいる。侵入者を見つけることさえ困難。千人も侵入したら明瞭に分かるはず。

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民主派団体は1日に毎年恒例のデモを実施し、55万人が参加したと発表した。民主派議員と民主派団体は同日夜に共同の緊急声明を出し、対話に応じない林鄭氏の姿勢を批判した。

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(結論)
ビデオから判断すると、立法会(議会)に侵入した若者は、多くてもせいぜい数十人。十人前後かも。

それでは何故に日経は議場内に千人もなだれ込んだと報道したのか。香港では50人弱と報道しているにも拘わらず。

答えは明瞭である。
日経は、中国のプロパガンダであり、反対勢力のデモ隊は暴徒であるとの印象を日本国民に強く植え付けるのを目的とし記事を捏造した。

更に付加すると、議事堂の塀を壊したのは、中国か香港政府に雇われた若者、或いは、中国の30歳前後の退役軍人である可能性が強い。塀を壊したら続いてデモ隊がなだれ込むのを期待したが、期待に反し、デモ参加の市民は冷静であった。

無論、この塀を壊したことを口実に、デモの市民を蹴散らすために催涙ガスを使用したのもシナリオ通りという訳だ。

このように、日経は中国の指示の通りの誇大捏造報道をした。
日本のメディアの報道とは、こんなもん。